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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/15 09:44,
提供元: フィスコ
日経平均は154円高でスタート、住友鉱やサンリオなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;47002.30;+154.98TOPIX;3153.43;+19.44
[寄り付き概況]
15日の日経平均は154.98円高の47002.30円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は主要指数によって高安まちまち。ダウ平均は202.88ドル高の46270.46ドル、ナスダックは172.91ポイント安の22521.70で取引を終了した。対中関係悪化懸念が再燃し、寄り付き後、下落。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、労働市場の下方リスク上昇を指摘したため10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が高まり、買いに転じた。トランプ大統領が大豆購入を巡り中国に報復措置を警告し失速したものの、終盤にかけ、ダウは上げ幅を拡大。ナスダックは下げを消せず、主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で一時600ドルを超す下げとなったダウ平均が上げに転じ、200ドルあまり上昇して取引を終えたことが東京市場で安心感となった。また、日経平均が昨日までの続落で1700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまだったが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が終日マイナス圏で推移し、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.28%下落と大幅に下げたことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、引き続き政局の不透明感が強いことが投資家心理を慎重にさせたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はライオン事務器<423A>が東証スタンダードに上場した。また、日本時間10時30分に9月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。