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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/11/07 08:39,
提供元: フィスコ
バリュー株や決算を手掛かりとした銘柄へ
*08:39JST バリュー株や決算を手掛かりとした銘柄へ
7日の日本株市場は、売り先行で始まった後も、押し目待ち狙いの買い意欲は強まりにくいだろう。6日の米国市場はNYダウが398ドル安、ナスダックは445ポイント安だった。民間データで米企業の10月の人員削減数が大きく増加したことが明らかになった。米連邦政府機関の一部閉鎖も過去最長を記録するなど終了する兆候も見られず、経済成長の悪化が警戒された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円安の50220円、円相場は1ドル=153円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時50040円まで売られる場面もみられており、5万円の大台割れが意識されるなか、売り仕掛け的な動きが強まる可能性がある。また、米国では半導体や人工知能(AI)関連などハイテク株を中心に売られており、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きが日経平均株価を押し下げることになりそうだ。
昨日は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上げが目立ったが、ソフトバンクG<9984>は25日線までの調整で一巡感が意識されるほか、アドバンテスト<6857>は売り一巡後の底堅さがみられていた。リバウンド機運が高まりやすい状況のなかで一段安となるようだと、市場心理を冷ます形になるだろう。一方で、半導体やAI関連株への持ち高調整が強まる反面、決算発表が本格化するなかで好決算銘柄への物色が目立っている。
日経平均株価はこれまでAI関連株を中心とした物色のなかで強いトレンドをみせた一方で、それ以外への物色は限られていた。ソフトバンクGなどの影響を受けやすいものの、出遅れ感が目立つバリュー株や決算を手掛かりとした銘柄への資金流入が見込まれる。なお、昨夕決算を発表したところでは、リクルートHD<6098>、東海カーボ<5301>、BASE<4477>、デコルテHD<7372>、玉井商船<9127>、グリーHD<3632>、コラボス<3908>、フルヤ金属<7826>、日東紡<3110>、三信電気<8150>、ローム<6963>、ミネベア<6479>、太陽誘電<6976>などが注目される。
《AK》
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