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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/17 08:29,
提供元: フィスコ
前場に注目すべき3つのポイント〜上げ一服もAI関連への注目度は一段と高まる可能性〜
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント〜上げ一服もAI関連への注目度は一段と高まる可能性〜
17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■上げ一服もAI関連への注目度は一段と高まる可能性
■パーク24、3Q営業利益 6.4%減 249億円
■前場の注目材料:日立、日立ハイテク、半導体検査装置の拠点拡充、生産能力2倍
■上げ一服もAI関連への注目度は一段と高まる可能性
17日の日本株市場は、売り優勢の展開になりそうだが、押し目買い意欲は強そうだ。16日の米国市場はNYダウが125ドル安、ナスダックは14ポイント安だった。朝方は8月の米小売売上高が予想を上回る増加となったことが材料視された。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表待ちのなか、持ち高調整の動きが出たことで下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の44505円、円相場は1ドル=146円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになろう。米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで0.25%の利下げが確実視されており、市場はこれを織り込む形で上昇が続いていた。パウエルFRB議長の会見内容で年内の追加利下げに対する発言も期待されており、これらを相当織り込んでいただけに、米国市場の下げは想定内だろう。そのため、東京市場においても持ち高調整の動きは想定の範囲である。日経平均株価は昨日の上昇で9月のSQ値を突破しており、いったんは達成感も意識されている。
ただし、急ピッチの上昇で買い遅れているファンドなどの押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。FOMC通過後のアク抜けが意識されやすく、下値の堅さがみられるようだと、エントリーポイントを引き上げてくる可能性もありそうだ。また、米国ではエヌビディアが下落したが、SOX指数は9営業日続伸となるなど、AI関連への物色は継続している。
東京市場においても、ファーストリテ<9983>が調整をみせる一方で、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>の強さが目立っている。指数インパクトの大きい銘柄であるが、この2社の構成率がファーストリテに迫っており、逆転をみせてくるようだと、よりAI関連への物色が強まる可能性があるだろう。FOMC前にリバランスの動きが入りやすい需給状況と考えられるものの、AI関連への注目度は一段と高まる可能性がある。
そのほか、昨夕決算を発表したところでは多摩川HD<6838>、東京ベース<3415>、アセンテック<3565>、ビジネスコーチ<9562>などの動向が注目される。
■パーク24、3Q営業利益 6.4%減 249億円
パーク24<4666>が発表した2025年10月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比9.5%増の2959億1500万円、営業利益は同6.4%減の249億1400万円だった。各段階利益は前年同期を下回る結果となっているが、閏年により2024年2月の日数が1日多かったことによる反動等が影響。タイムズカーのネットワーク拡大は順調に進捗したが、一部地域におけるサービスの稼働が想定を下回った。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(44902.27、+134.15)
・SOX指数は上昇(6079.22、+19.39)
・米原油先物相場は上昇(64.52、+1.22)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日立<6501>日立ハイテク、半導体検査装置の拠点拡充、生産能力2倍
・クラレ<3405>表面処理で売上高100億円、冷却機器など照準、30年以降に
・西武HD<9024>米ホテル買収、最大132億円、出店機会拡大
・東京製鐵<5423>10月契約、13品目値下げ、荷動き回復に向け「出直し価格」
・共英製鋼<5440>異形棒鋼9月販価を期中で5000円上げ
・スズキ<7269>EV売り勝てるか、新型「eビターラ」1月に国内で発売
・トヨタ自<7203>「イーパレット」発売、運用方法はアイデア次第
・グリッド<5582>AIで石灰受払計画、九州電力・松浦発電所でも運用
・ローム<6963>2イン1のSiCモジュール、電力密度2.3倍
・コシダカHD<2157>ブラザー工業がカラオケボックスを35億円で売却
・GSユアサ<6674>中小食品向けCO2分離回収システムを開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月貿易収支(予想:-5108億円、7月:-1184億円)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期経常収支(1-3月期:-23.24億NZドル)
《ST》
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