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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/15 08:45,
提供元: フィスコ
前場に注目すべき3つのポイント〜個別に材料のある銘柄での短期的な売買〜
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント〜個別に材料のある銘柄での短期的な売買〜
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■個別に材料のある銘柄での短期的な売買
■Jフロント、26/2下方修正 営業利益440億円←500億円
■前場の注目材料:オムロン、NTTドコモビジネスと、製造業のデータ連携で基盤
■個別に材料のある銘柄での短期的な売買
15日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、膠着感が強まりやすいだろう。14日の米国市場はNYダウが202ドル高、ナスダックは172ポイント安だった。米中貿易摩擦への警戒から売りが先行して始まった。その後、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演内容が伝わり、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が高まり、NYダウは上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の46990円、円相場は1ドル=151円70銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まりそうだ。ただし、米中関係悪化への警戒から積極的な買いは限られるほか、米国ではエヌビディアなど半導体株の一角が下げているため、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になると考えられる。日経平均株価のボリンジャーバンドの+1σは47011円辺りに位置しているため、同バンドを上回っての底堅さがみられるかが注目されよう。
ただ、昨日は前場こそ底堅さがみられていたが、後場は一変して下へのバイアスが強まっていた。高市トレードで積み上がったポジションを解消する動きは一巡したとみられるが、来週に予定されている首相指名選挙を控えるなかで、高市首相誕生か政権交代か思惑が交錯することで押し目狙いの買いも入りにくいだろう。また、昨日は高市トレードに関連する銘柄以外での下げも目立っており、リスク回避姿勢に向かわせていたようである。
下値の堅さを見極めつつ、決算など個別に材料のある銘柄での、短期的な売買に向かわせそうである。なお、昨夕決算を発表したところでは、ココナラ<4176>、ARアドバンスト<5578>、propetec<5527>、UNEXT<9418>、mbs<1401>、マテリアルG<156A>、いちご<2337>、アイデミー<5577>、エコモット<3987>、PRTIMES<3922>、ライク<2462>、SHIFT<3697>、アバンティア<8904>、TSI HD<3608>などが注目されよう。
■Jフロント、26/2下方修正 営業利益440億円←500億円
Jフロント<3086>は2026年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を500億円から440億円に下方修正した。商業ビル「パルコ」のSC事業などは堅調だったが、百貨店事業で免税売上高を中心に売上収益が大きく減少していることを反映した。市場コンセンサス(490億円程度)を下回る。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(46270.46、+202.88)
・シカゴ日経225先物は上昇(46990、+200)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・オムロン<6645>NTTドコモビジネスと、製造業のデータ連携で基盤
・アサヒGHD<2502>決算公表を延期、サイバー攻撃でシステム障害
・住友商事<8053>北米メロン事業を売却、バナナ・パイナップルに注力
・SOMPOHD<8630>損保ジャパン、自動運転・ライドシェア導入促進、包括支援サービス提供
・トヨタ自<7203>最高級車「センチュリー」ブランド化
・豊和工業<6203>旋盤用チャック発売、ワーク把握力35%向上
・NTT<9432>NTT東西、メタル固定電話代替が最大450万回線、35年度末試算
・アイティフォー<4743>「終活ノート」アプリ、来年1月投入
・NEC<6701>永野博之執行役EVP「衛星活用を加速」
・JX金属<5016>銅再生増強、大分を拡張、前処理1.5倍
・三菱ケミカルG<4188>広島に排水処理試験設備、内外に技術展開
・ほくほくFG<8377>北海道銀行、Zeveroと、地域企業の脱炭素支援で協業
・住友ファーマ<4506>滋賀医科大学と、共同研究講座を設置、神経領域創薬に活用
・大林組<1802>橋梁改修にプレキャストPC床版CO22削減・長寿命化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 中国 9月消費者物価指数(前年比予想:-0.2%、8月:-0.4%)
・10:30 中国 9月生産者物価指数(前年比予想:-2.3%、8月:-2.9%)
《ST》
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