トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/11 16:49,
提供元: フィスコ
AI関連投資への先行き懸念から一時5万円の大台割れ【クロージング】
*16:49JST AI関連投資への先行き懸念から一時5万円の大台割れ【クロージング】
11日の日経平均は続落。453.98円安の50148.82円(出来高概算20億株)で取引を終えた。米国株高を受けて買いが先行したが、米オラクルの時間外での急落がセンチメントを冷ます形になった。オラクルなどと「スターゲート」を推進するソフトバンクG<9984>が急落し、日経平均株価を押し下げる一因になった。日経平均は後場に入ると、49926.27円まで水準を切り下げ、5万円の大台を割り込む場面があった。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下り銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、卸売、証券商品先物、海運など5業種が上昇。一方、情報通信、非鉄金属、電気ガス、機械、石油製品など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、中外薬<4519>、三井物<8031>、富士フイルム<4901>が堅調だった半面、ソフトバンクGのほか、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は想定通り0.25%の利下げを決定した。米国市場では主要株価指数が上昇したなかで、東京市場もリスク許容度の高まりから買いが先行して始まった。ただ、前述の通り米オラクルの下落がAI関連株への利益確定の売りに向かわせた。日経平均は取引開始直後にはマイナスに転じ、その後はじりじりと下げ幅を広げる形だった。
FOMCは波乱なく通過したものの、AI関連への過剰な設備投資が警戒されてきており、AI相場の継続に陰りが出てくるのではないかとの見方に向かわせた。一方、日経平均が節目の5万円を割り込むと、すかさず押し目を拾う動きもみられているだけに、過度な不安は必要ないのかもしれない。クリスマス休暇や年末接近で市場参加者は限られてくるなかで、短期筋の仕掛け的な動きは警戒が必要で、不安定な展開が予想される。
《CS》
記事一覧
2025/12/13 07:32:前日に動いた銘柄 part2弘電社、リバーエレテック、3Dマトリクスなど
2025/12/13 07:15:前日に動いた銘柄 part1ラクスル、かっこ、ユーピーアールなど
2025/12/13 06:59:NY株式:NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及(12日)
2025/12/13 06:51:NY為替:ドル・円は上げ渋り、株安を嫌気
2025/12/13 06:11:NY為替:株安を意識した相場展開に
2025/12/13 04:18:NY為替:米ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは強含み
2025/12/13 02:29:NY為替:米ドル・円は伸び悩み、155円68銭まで値下がり
2025/12/13 01:19:NY為替:米ドル・円は上げ渋り、ユーロ・円は騰勢持続
2025/12/12 23:32:NY為替:ユーロ・円は183円03銭まで強含み、連日の高値更新
2025/12/12 20:03:欧州為替:ドル・円はじり高、156円に接近
2025/12/12 19:05:12日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、香港の利下げや中国の景気対策期待で
2025/12/12 18:59:12日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反発、「AIプラス」行動の徹底方針で電力株が急伸
2025/12/12 18:22:欧州為替:ドル・円は小高い、米金利に追随
2025/12/12 18:15:日経平均テクニカル: 3日ぶり大幅反発、週足「赤三兵」示現
2025/12/12 17:56:ビジョナル---1Qは2ケタ増収増益、HR Techセグメント・Incubationセグメントの高い成長率が継続
2025/12/12 17:54:サイバートラスト---サポート終了を迎えたオープンソースソフトウェアの脆弱性に対する修正サービスを提供開始
2025/12/12 17:52:鎌倉新書---3Qも2ケタ増収増益、業績予想に対して堅調に推移
2025/12/12 17:43:ティーケーピー---アパホテル〈姫路駅北〉・〈魚津駅前〉2棟を取得
2025/12/12 17:40:ハウテレビジョン---3Qは2ケタ増収、取引社数・会員数共に着実に伸長
2025/12/12 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、材料難で失速も下値で買戻し