トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/01 15:09,
提供元: フィスコ
ダイナムジャパンHD Research Memo(9):2025年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの5.0円
*15:09JST ダイナムジャパンHD Research Memo(9):2025年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの5.0円
■株主還元
ダイナムジャパンホールディングスは、持続的な企業発展に不可欠な株主価値向上を重視しており、株主還元に対して高い意識を持っている。そうした背景から、連結配当性向35%以上を目安に安定した配当を継続する方針を示しており、自己株式取得も基本方針の1つと位置付け適宜実施している。
2025年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの5.0円に決定した。配当性向は86.6%となるが、安定配当を重視し、収益も回復基調が続いていることから横ばいを維持することとした。
■ESGの取り組み状況
ESG活動を通じて、持続的な成長と企業価値の最大化を目指す
同社は、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各視点から明確な方針を定め、投資家を含むすべての信頼関係者(ステークホルダー)にとっての価値を高める取り組みを真摯に継続している。
「信頼と夢を育む百年の挑戦」という企業理念の下、永続的に成長を達成するという理想を掲げてESG活動を展開し、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の各カテゴリーにおいて、最新の国際ガイドラインや香港証券取引所上場規則に則った情報開示を行っている。その詳細については、同社ホームページ及び「ESG Report 2024/2025」で確認できる。ESG投資が注目されるなか、投資家との対話ツールとして重要な役割を果たすことが期待される。
1. 環境への取り組み
同社グループは、地球環境問題は人類共通の課題であるとの認識の下、気候変動を中心とした環境問題に積極的に取り組み、環境負荷の低減を目指している。また、環境関連の法規や条例を遵守し継続的な環境マネジメントを実践している。
気候変動やエネルギー消費、汚染などの地球環境問題は経済活動がその一因とされ、地球温暖化については国際的な目標も定められた。同社グループは、脱炭素社会における事業運営について、過剰なエネルギーの消費によるCO2排出を抑制するため環境負荷の小さい木造店舗、エネルギー消費の適正管理(省エネ対応、節水型トイレの設置等)、グリーンITの推進(文書のデジタル化、Web会議の推進等)、廃棄物を出さない仕組みとその適切な処理(中古遊技機の有効利用・リサイクル、木造店舗、一般廃棄物の再資源化)に努めている。省エネへの取り組みとしては、グループ全店舗にBEMSとLED照明を導入しているほか、太陽光発電パネルの店舗への導入も進めている。
2. 社会への取り組み
同社グループは、顧客、地域社会、取引先、従業員、株主・投資家といった、それぞれの信頼関係者に対する取り組みを通じて「社会的価値の向上」を目指す取り組みを行っている。
「パチンコ=日常の娯楽」という価値を創造するため、「顧客第一主義」という経営方針の下で顧客視点でのサービス提供、パチンコのめり込みに対する対応、「地域のインフラ」を標榜した活動、遊技機メーカーとのプライベートブランド機の開発、女性活躍推進を含む人材育成、ワークライフバランスと働き方の最適化、健康経営、さらに投資家への説明会の実施など、「社会的価値の向上」に向けて多様な取り組みを行っている。
「地域のインフラ」を標榜した活動では、高齢者の自立支援、地域における雇用促進、災害対応と復興支援、スポーツ支援などのほか、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を通じて地方創生事業への寄付活動も行っている。主な取り組み実績として、防災協定の締結を279店舗で、地域支援ボランティア活動を1,480件行っている。また、能登半島地震、豪雨災害への義援金として3,153万円を寄付した。
3. ガバナンスへの取り組み
同社グループは、機関設計として指名委員会等設置会社を選択しており、指名委員会、報酬委員会、監査委員会の3つの委員会を設置している。この指名委員会等設置会社は、経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を明確にするため、意思決定・監督機能を取締役会及びその構成員である各取締役が担い、業務執行機能を執行役が担っている。また、グループ全体でリスクマネジメント強化を図る目的で各社横断的な「グループ危機管理委員会」を設置し、危機が発生した際の迅速な意思決定と情報伝達、適切な対処ができる体制を構築している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
記事一覧
2025/07/04 14:17:ひとまいる(旧カクヤスグループ):物流を軸としたプラットフォーム企業へ、営業利益倍増を目指す中期経営計画に注目
2025/07/04 14:14:日経平均VIは上昇、関税交渉の先行き不透明感など警戒
2025/07/04 14:11:マイクロアド Research Memo(11):利益還元と資本効率の向上を目的に自己株式を取得
2025/07/04 14:10:マイクロアド Research Memo(10):既存事業の成長と新領域へのデータ活用によってさらなる成長加速を目指す
2025/07/04 14:09:マイクロアド Research Memo(9):営業利益15億円を目指し、生産性向上と新規事業の取り組みも推進
2025/07/04 14:08:マイクロアド Research Memo(8):2025年9月期は上方修正、営業利益は前期を上回る成長を見込む
2025/07/04 14:07:マイクロアド Research Memo(7):自己資本比率は低下も財務健全性は維持
2025/07/04 14:06:マイクロアド Research Memo(6):2025年9月期中間期は大幅増収。好調な事業展開が続く(2)
2025/07/04 14:05:マイクロアド Research Memo(5):2025年9月期中間期は大幅増収。好調な事業展開が続く(1)
2025/07/04 14:04:マイクロアド Research Memo(4):今後も高い需要が見込まれる「海外コンサルティングサービス」に注力
2025/07/04 14:03:マイクロアド Research Memo(3):統合マーケティング基盤「UNIVERSE」のアカウント数拡大
2025/07/04 14:02:マイクロアド Research Memo(2):大量のデータから消費者行動を分析し、企業のデジタルマーケティングに貢献
2025/07/04 14:01:マイクロアド Research Memo(1):2025年9月期中間期は想定を上回り進捗。通期業績予想を上方修正
2025/07/04 13:57:ショーケース---大幅反発、うるるの電話自動応答サービスにソリューション提供
2025/07/04 13:54:日経平均は13円安、積極的な買いは見送りムード
2025/07/04 13:48:出来高変化率ランキング(13時台)〜アドバンスク、日本コークスなどがランクイン
2025/07/04 13:26:放電精密---大幅続伸、第1四半期大幅増益で上半期業績予想を上方修正
2025/07/04 13:26:VIS---反落、三菱ガス化学と核酸医薬創出と製造方法確立を目的とする共同研究契約締結も
2025/07/04 13:25:ナルミヤ---大幅反落、ワールドとの株式交換比率にサヤ寄せ
2025/07/04 13:08:昭和産業 Research Memo(8):グループ連携と海外事業の強化で高収益体質を目指す