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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/09/24 11:04,
提供元: フィスコ
ラキール Research Memo(4):主力の製品サービスを中心に企業のDX推進を網羅的に支援(1)
*11:04JST ラキール Research Memo(4):主力の製品サービスを中心に企業のDX推進を網羅的に支援(1)
■ラキール<4074>の事業内容
2. サービス内容
プロダクトサービス(製品サービス、コンサルティングサービス、動画配信型教育サービス)及びプロフェッショナルサービスの詳細は以下のとおりである。
(1) 製品サービス
主力の製品サービスにおいて同社は、アプリケーション開発・運用の基盤となるクラウド型システム開発・運用プラットフォームLaKeel DXと、LaKeel DXの部品群を組み合わせて開発したAPPSを提供している。大半が自社製品で、業務アプリケーションのほか、それを構成している機能部品群(LaKeel Components)やLaKeel DX上で自在に部品を組み合わせて開発を行う基盤(LaKeel Engine)、製品や開発された機能部品群を最適に運用する基盤(LaKeel Platform)も含まれる。また、LaKeel DX上で運用されているシステムで生成されたデータや、ユーザー企業が開発・運用しているシステムで生成されたデータ、インターネット上に存在するオープンデータなどを収集して管理・分析する基盤、ワークフローを実行する基盤、IDを管理する基盤も備えている。
LaKeel製品の特徴としては、ライセンスとサブスクリプションという手法によって、ユーザー企業がLaKeel DX上で稼働する多くのAPPSを自社資産として所有することなく、必要な期間・必要な機能の対価として利用料を支払うことで、常にスピーディに機能を活用できることにある。しかも、LaKeel製品を継続的にバージョンアップしている。そのうえ、Amazon.com、Microsoft、Googleなど大手クラウド事業者の提供するクラウドプラットフォーム上でアプリケーションを開発し運用することができる。このため、同社は、企業のデジタル化・DX推進を長期的かつ網羅的に支援することができる。
a) LaKeel DXの強み
LaKeel DXの強みは、部品として開発されたソフトウェアを組み合わせてシステムを作るという同社独自の技術による、高い柔軟性・自由度、高速開発、IT投資効率の向上、保守・運用の省力化にある。つまり、高い柔軟性・自由度によって、ユーザー企業は自社の業務に合わせてアプリケーションを自ら開発することができるうえ、LaKeel DX上の各種機能だけでなく、インターネット上に存在するシステムとWeb API※を介して自由に連携できる。また、機能部品の組み合わせと直感的で簡単なローコード開発によって、ビジネスに適した業務アプリケーションを高速で開発することができる。LaKeel DXに蓄積された機能部品やデータはクラウド上で常に最新に保たれるため、「サステナブルアプリケーション」として長期にわたって利用することで、IT投資の効率を向上することができる。さらに、様々な運用機能を自動化しシステムを安定的に稼働することで保守・運用を省力化し、複雑な運用業務からユーザーを解放することができる。
※ Web API(Application Programming Interface):APIはアプリケーションやプログラム同士が情報をやり取りするインターフェースで、別のアプリケーションなどから機能を呼び出す仕組みのこと。Web APIはWeb技術を用いて実現されるAPI。
b) LaKeel DXの部品で構成されたAPPS
LaKeel DXの部品を組み合わせて開発したAPPSには、以下の14種類がある。LaKeel BIはBI(Business Intelligence)ツールで、経営・会計・人事など多くのデータを集約・加工して判りやすく可視化、データ分析業務の効率化や経営の見える化を推進することができる。LaKeel Data Insightはデータ分析・統合管理プラットフォームで、超大規模のビックデータアナリティクスに対応する一方で、APIを介して様々なアプリケーションと連携することで、分析結果をもとにしたアクションの自動化が可能となる。LaKeel HRは戦略人事を実行支援するプラットフォームとなる人事基幹業務システムで、幅広いデータ管理と分析に優れ、人事業務の属人化を防ぐプロセス管理や人事と現場の情報連携などの機能を有する。LaKeel Online Media Serviceは、後述する動画配信型教育サービスに当たる。LaKeel AI Dialogueは対話型のAIサービスで、生成AIを活用して従業員の業務効率向上を支援するツールである。高度な対話により一般的な情報と社内情報を一画面で検索できるうえ、チャットの利用状況やログの集計を一元管理できるため、AIを安全に活用しつつ組織全体の生産性向上を実現することができる。
このほか、ビジネスチャットツールLaKeel Messenger、企業向けストレスチェックツールLaKeel Stress Check、電子帳簿保存サービスLaKeel eDocument、高性能ワークフローシステムLaKeel Workflow、大企業向けID管理基盤LaKeel Passport、業務プロセス管理プラットフォームLaKeel Process Manager、アンケート収集管理プラットフォームLaKeel Survey、eコマースプラットフォームLaKeel Commerce、マイナンバー管理ツールLaKeel My Numberなどがある。また、生成AIなど最先端技術を生かし、ラインナップの強化・拡充を進めている。具体的には、チャットでの指示によって瞬時に画面部品を構築するLaKeel AI Navigatorや、従業員の日常業務を効率化するチャットシステムLaKeel AI Chatbotを開発した。また、生成AIをLaKeel BIに活用し誰でもチャットでインサイトが得られるLaKeel BI Conciergeや、LaKeel Data Insightに生成AIを活用して専門知識がなくても必要な情報を簡単に取得できるLaKeel AI Discoveryなど、既存APPSの機能進化版となる製品も投入した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
《HN》
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