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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/03/16 11:33,
提供元: フィスコ
メイホーHD Research Memo(3):企業支援プラットフォームを通じてグループ企業の成長を支援
*11:33JST メイホーHD Research Memo(3):企業支援プラットフォームを通じてグループ企業の成長を支援
■事業概要
1. 事業概要
メイホーホールディングス<7369>はM&Aによって成長意欲の高い中小企業と資本提携し、同社独自の「企業支援プラットフォーム」を通じてグループ企業の成長を支援している。グループインした企業に対して経営効率化(月次決算・経営会議・資金調達・コンプライアンス・ガバナンスなど)、人材支援(採用・教育・人材交流・理念共有など)、業務連携(相互補完・相互成長を目的とした技術協力・業務連携など)などをサポートし、グループ企業の「稼ぐ力」を高める。また、各企業で働く人々に安定した職場の提供や所得の向上をもたらし、さらには地域創生に貢献することを目指している。グループインした企業にとっては、経営基盤構築(会計・人事等のシステム導入、価値観共有など)、グループ企業とのシナジー創出(業務連携・人的交流・異業種交流など)に加えて、グループの信用力を活用した資金調達ができるなどのメリットがある。
同社はグループの成長サイクルを「弾み車」※と称している。「企業支援プラットフォームのさらなる充実」〜「個社の増収増益」〜「グループ全体の資金力増大」〜「資本提携によるグループネットワークの拡大」というグループの成長サイクルが、M&Aの活用により回転するほどグループの資金力・ネットワークが拡大し、増収増益企業の共創につながる好循環を生み出す様子を表している。
※ 「弾み車」はジム・コリンズ著「ビジョナリーカンパニー 弾み車の法則」で紹介されたフレームワークである。同社グループの「弾み車」は事業の拡大に応じて適時見直しを行っており、直近では2025年7月に改訂した。
グループは2026年6月期中間期末時点で同社を含めて23社
2. グループ構成とセグメント区分
同社はグループ各社の支援体制強化に向けて、2024年10月1日付で中間持株会社を廃止するグループ内組織再編を行った。建設事業の中間持株会社だった(株)メイホーエクステックを同社が吸収合併したほか、メイホーエンジニアリングが保有していた建設関連サービス事業のグループ会社(孫会社)の全株式、及び(株)メイホーアティーボが保有していた人材関連サービス事業のグループ会社(孫会社)の全株式を同社に現物配当し、同社が直接に各事業会社を子会社とする体制とした。
直近のM&Aとして2025年6月期は2025年5月に(株)ナスキーキャリアの全株式を取得した。2026年6月期中間期は2025年10月に(株)未来政策研究所の全株式を取得した。また同年10月に、第一防災(株)の商号を(株)メイホーガーディアへ、ナスキーキャリアの商号を(株)メイホーアークスへ、それぞれ変更した。この結果、2026年6月期中間期末時点で同社グループは、純粋持株会社の同社及び事業会社22社の合計23社で構成されている。なお2026年6月期下期の新規M&Aとして、2026年1月に子会社の(株)スタッフアドバンスがエクセルツリー(株)より人材派遣事業を譲受、同年3月に子会社のメイホーアティーボがトライブ(株)より北海道支店(人材派遣事業)を譲受、同社が(株)天野建設(建設事業)の全株式を取得した。
セグメント区分は、建設コンサルタント業務を中心とする建設関連サービス事業、建設技術者派遣や一般事務派遣を中心とする人材関連サービス事業、公共工事を中心とする建設事業、通所介護(デイサービス)や住宅型有料老人ホームの運営を中心とする介護事業としている。収益に安定性のある公共事業関連企業を中心にM&Aを積極活用していることが特徴だ。2026年6月期中間期末時点で建設関連サービス事業は国内9社、人材関連サービス事業は国内5社及び海外1社、建設事業は国内6社、介護事業は国内1社で構成されている。地域別には特に重点エリアを設けず、北海道から九州まで幅広く各地域に根差した優良企業をグループ化している。
建設関連サービス事業は国及び地方公共団体を主な顧客として、道路・河川・橋梁などの公共工事における建設コンサルタント業務を主力としている。高度な技術と豊富な業務実績により、発注者の技術パートナーとして施工管理業務を支援する。さらに、公共工事を進めるための土地買収や建物移転に伴って生じる損失の調査・算定を行う補償業務、交通量などの各種調査を行う調査業務なども展開している。2025年10月にグループインした未来政策研究所(1991年設立)は専門調査・研究及び地域活性化に強みを持つシンクタンクで、電力業界を中心とした社会受容活動やエコツーリズムを通じた地域活性化に実績を有している。今後は地域課題解決型の提案力向上や事業領域の拡張など、同社グループ各社が持つ地域ネットワークと未来政策研究所の調査・企画力を組み合わせたシナジー創出を目指す。
人材関連サービス事業は、国内では大手ゼネコン向け建設技術者派遣や製造業向けスタッフ派遣などの人材サービス事業を主力として、施設警備・交通誘導・雑踏警備などを受託する警備事業を展開する。海外ではカンボジアで建築用CAD図面作成や測量データ処理などを行うアウトソーシング事業、カンボジア人技能実習生の送り出し事業などを展開している。これらは大手ゼネコンからの継続受注が安定収益源となっている。2024年2月にグループインしたレゾナゲートは一般事務を中心とする人材派遣事業を展開し、派遣スタッフの給与水準が高いことが競争優位性となっている。レゾナゲートのシステムのグループ内への水平展開、及びレゾナゲートの全国展開を推進しており、人材関連サービス事業のさらなる領域拡大が期待される。また2025年5月にグループインしたメイホーアークスは、宮城県・仙台エリアを中心に建設業向け人材派遣を、2026年1月にスタッフアドバンスがエクセルツリーより譲受した人材派遣事業は福島県郡山市において軽作業・製造・事務分野の人材派遣を、同年3月にメイホーアティーボがトライブより譲受した人材派遣事業は北海道において一般事務を中心に人材派遣を行っている。同社グループが推進する地域密着型ロールアップ戦略の一環として、人材関連サービス事業における事業基盤拡張を推進する。
建設事業は総合建設業として、公共事業の道路や橋梁の新設工事及び維持・修繕工事のほか、緑化・法面工事なども展開している。2023年11月にグループインした今田建設は、1891年に大阪市浪速区で創業された老舗企業で、大阪メトロなどの鉄道工事(駅構内関連)を得意としている。2026年3月にグループインした天野建設は1979年の設立以来、岐阜県御嵩町を中心に事業を展開しており亜炭鉱跡地充填工事をはじめ、地盤条件や安全管理に高度な対応力を要する専門的な工事を得意としている。
介護事業はデイサービス、認知症対応型デイサービス、居宅介護支援事業所(ケアマネジャーが常駐する事業所)を展開している。同一エリアの複数店舗で経営資源を融通し合う地域密着型運営などにより、人材確保とコスト低減を実現している。事業拡大に向けて、2024年9月に住宅型有料老人ホーム「アルトのお家 旦島(だんのしま)」(岐阜市)を開設した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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