トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/03/19 13:32,
提供元: フィスコ
コーア商事HD Research Memo(2):2026年6月期中間期は、販管費の増加を吸収し増収増益
*13:32JST コーア商事HD Research Memo(2):2026年6月期中間期は、販管費の増加を吸収し増収増益
■コーア商事ホールディングス<9273>の業績動向
1. 2026年6月期中間期の業績概要
2026年6月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比3.2%増の12,654百万円、営業利益で同3.4%増の3,169百万円、経常利益で同1.6%増の3,113百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同1.8%増の2,085百万円と、増収増益となった。売上高の同395百万円増は原薬セグメントの増加による。売上高の増加に伴い売上原価が同193百万円増となり、売上総利益は同201百万円増となった。ただ、各段階利益が前年同期の2ケタ増益に比べて増益率が低下したのは、採用増に伴う人件費を中心に販管費が同95百万円増加したためである。特に原薬セグメントで採用が多く、人件費が増加した。また、営業利益の同106百万円増に対して、経常利益が同48百万円増にとどまったのは、原薬輸入時の為替差損により営業外収益が同57百万円減少したことによる。以上から、営業利益率は25.0%、経常利益率は24.6%、親会社株主に帰属する中間純利益率は16.5%となったが、おおむね前年同期並みの水準を維持しており、通期の業績予想達成に向けて順調に推移している。また、減価償却費は同11.8%減の298百万円、研究開発費は同5.9%増の72百万円であった。一方、設備投資額は同89.2%減の178百万円であったが、蔵王第二工場への投資は計画どおり進捗しており、下期には増加する予定である。
医薬品セグメントは減益ながら、原薬セグメントは好調
2. 事業セグメント別動向
(1) 原薬セグメント
中枢神経系用薬やアレルギー用薬など、2025年以降に上市した品目の市場浸透が進んだことに加え、選定療養※等によるジェネリック医薬品の数量シェア拡大に伴う取引量の増加により、増収増益となった。売上高は8,467百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益(セグメント間取引の消去及び全社費用の控除前、以下同)は1,783百万円(同11.7%増)であった。なお、売上高には、セグメント間の内部売上高(内販)649百万円を含む。利益率の高い原薬が増加した結果、営業利益率は21.1%(同1.2ポイント上昇)となった。
※ ジェネリック医薬品が存在する先発医薬品を、医療上の必要性がないにもかかわらず希望する患者に対して、特別な料金支払いを求める仕組み。
(2) 医薬品セグメント
蔵王工場において受託製造しているプレフィルドシリンジ製剤の販売が堅調に推移した一方、本社工場の主力製品である錠剤は競合会社の参入等があり、減収減益となった。売上高は4,836百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は1,339百万円(同3.4%減)であった。また、営業利益率は27.7%(同0.9ポイント低下)となった。なお、医薬品セグメントの営業利益率が相対的に高いのは、医薬品の品目を集約しており、生産効率が高いことが一因である。
財務の健全性が高く、収益力はプライム上場企業の平均を上回る
3. 財務状況
2026年6月期中間期末の財務状況は、資産合計が前期末比401百万円増の36,515百万円となった。主な増減要因は、受取手形及び売掛金の増加1,643百万円、電子記録債権の増加543百万円があった一方で、現金及び預金の減少1,754百万円があったことによる。
負債合計は前期末比1,029百万円減の6,964百万円となった。主な増減要因は、支払手形及び買掛金の増加219百万円、電子記録債務の増加262百万円があった一方で、設備関係未払金の減少1,228百万円、長期借入金の減少155百万円があったことによる。長期借入金、短期借入金を合計した借入金は同150百万円減の2,300百万円となった。純資産は同1,431百万円増の29,551百万円となった。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益2,085百万円の計上による増加があった一方で、配当金支払による減少673百万円があったことによる。
自己資本比率は80.9%(前期末比3.0ポイント上昇)となり、プライム市場に上場する全産業平均(2025年3月期)の33.6%を大きく上回る高い安全性を確保しており、流動比率も494.5%と高く、短期的に支払いが必要な負債に対して十分な支払い能力を有している。収益性の面では、2025年6月期のROAは15.8%、ROEは13.7%で、プライム市場に上場する全産業平均(2025年3月期)の4.5%、9.4%を上回り、高い収益力も兼ね備えていると弊社では評価する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
《HN》
記事一覧
2026/03/19 20:11:欧州為替:ドル・円は底堅い、ドル売り一服
2026/03/19 19:06:欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル買いは後退
2026/03/19 19:03:東証業種別ランキング:パルプ・紙が下落率トップ
2026/03/19 18:34:19日の香港市場概況:ハンセン指数は4日ぶり反落、原油急騰などでリスク回避姿勢が強まる
2026/03/19 18:29:19日の中国本土市場概況:上海総合は反落、中東の武力衝突などでリスク回避売りが優勢
2026/03/19 18:26:欧州為替:ドル・円は底堅い、159円台を維持
2026/03/19 18:15:日経平均テクニカル: 急反落、一目均衡表では一時雲下限割れ
2026/03/19 18:03:欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日米金融政策受け上昇も為替介入に警戒
2026/03/19 17:41:東京為替:ドル・円は弱含み、夕方にかけて円買い
2026/03/19 17:20:日本動物高度医療センター---連結子会社の商号変更
2026/03/19 17:18:タイミー---富山県氷見市および市内5団体と包括連携協定を締結
2026/03/19 16:51:東証グロ−ス指数は大幅反落、リスク回避ムード強まる
2026/03/19 16:44:米利下げ観測後退や原油高の流れに連休控え、持ち高調整の流れ【クロージング】
2026/03/19 16:35:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅反落、アドバンテストやファーストリテが2銘柄で約501円分押し下げ
2026/03/19 16:35:日経VI:上昇、中東情勢や原油価格動向を警戒
2026/03/19 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:連休中の中東情勢悪化が警戒され大幅反落
2026/03/19 16:17:東京為替:ドル・円は軟調、やや円買い
2026/03/19 16:11:東京機、ベイカレント、キオクシアHDなど
2026/03/19 15:56:アサンテなど
2026/03/19 15:55:3月19日本国債市場:債券先物は131円21銭で取引終了