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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/06/08 15:43,
提供元: フィスコ
ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
*15:43JST ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
ホリイフードサービス<3077>
●DAIBOUCHOU
なるほど。確かに空中階での出店が可能になれば、物件選びの選択肢やテナントの範囲が大きく広がるため、より戦略的に出店しやすくなるという側面もありますよね。 よく分かりました。つまり、今期にある程度の出店コストがかかったとしても、来期以降の利益貢献への寄与度を最優先に考えて判断されたということですね。
■ホリイフードサービス 高鍬様
おっしゃる通りでございます。足元の第1四半期の業績が非常に好調に推移したことも、今回の決断を後押しいたしました。現在の市場環境において、まだまだ成長の伸びしろがあると確信できたため、このタイミングであれば来期以降の収益基盤を強化するために、出店できるチャンスは確実に活かしておきたいと考えた次第です。
もちろん、出店にあたってはエリアの選定やマーケティングリサーチを徹底的に行っております。これまでの確かなリサーチと実績に基づき、来期以降の成長を踏まえても十分に投資価値があると判断し、今回の出店に至りました。
●DAIBOUCHOU
よく分かりました。あと、インバウンドをターゲットにするとなると、やはり昨今のイラン情勢をはじめとする地政学リスクや、それに伴う航空券の値上がりなどによる「インバウンド需要の減退」が懸念されますが、御社への影響の度合いについて教えていただけますでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
ご質問ありがとうございます。 おっしゃる通り、外部環境の動向は、私たちのインバウンド事業において直接的な影響を及ぼし得る重要な要素であると捉えております。
しかしながら、現在当社の店舗をご利用いただいているインバウンドのお客様の層を見ますと、特定の国や地域に依存しておらず、非常に幅広いエリアからお越しいただいているという特徴がございます。そのため、例えば地政学リスクの影響等で欧州からの客足が一時的に鈍ったとしても、他の地域からの流入でカバーできるといった分散効果が働いています。
確かに、インバウンド市場全体を見渡せば、航空券の高騰などは一定の影響を及ぼしていると考えております。ただ、当社の直近の業績や店舗の状況を見る限りでは、数ある飲食店の中から「選ばれる店」としての強みを発揮できており、現時点で大きなマイナスの影響が出ているという認識はございません。
今後、世界情勢がどのように推移するかは注視していく必要がありますが、逆にこれらの外部環境が少しずつでも改善に向かうのであれば、それは当社にとってさらなる業績の上振れ要因になり得ると前向きに捉えております。
●DAIBOUCHOU
世界情勢などによる外部環境の影響は確かに心配な面もありますが、そのような状況下でも、お客様からしっかりと選んでいただける強いブランド力が確立されているということですね。
■ホリイフードサービス 高鍬様
おっしゃる通りでございます。
●DAIBOUCHOU
よく分かりました。 次に、直近の業績についてお伺いします。繁忙期という側面はあるにせよ、直近の第1四半期(1Q)の利益率が13%と非常に好調な数字を残されています。ここまで利益率が改善・回復した理由について教えていただけますでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
ご質問ありがとうございます。 利益率がここまで大幅に向上した要因は、大きく分けて3点ございます。
まず1点目は、これまで継続して取り組んできたDX(デジタルトランスフォーメーション)の成果が、店舗運営の効率化として表れてきている点です。
2点目は、地域特性に合わせた戦略的な「業態変更」です。当社の大きな強みとして、フランチャイズ加盟も含め、10業態近くに及ぶ多様なブランドを保有している点が挙げられます。これにより、あるエリアで競合他社様が増加して需要が分散し始めた場合でも、その地域の市場ニーズに合わせて最適な別の業態へと柔軟に切り替える(チェンジする)ことが可能です。今回、この他店との需給バランスを綿密に見極めた業態変更が非常にうまく機能いたしました。
3点目は、店舗運営における徹底したコスト管理です。原価管理や人件費の最適化はもちろんのこと、特に「ロスの管理」に関しては、昨年の11月・12月頃から全社を挙げて非常に力を入れて取り組んでまいりました。これらの地道な改善活動の成果が、足元の数字として明確に表れております。
今回の利益率13%という数字は、確かに繁忙期による追い風もございますが、これら構造的な店舗改善が進んでいるため、繁忙期が過ぎたからといって業績が急激に悪化することはないと考えております。現状の手応えとしても、高水準の効率性を維持できると予測しております。
●DAIBOUCHOU
DXという点では、AIで電話応対を行うシステムを導入されたというニュースを拝見いたしました。共同開発されたシステムとのことですが、こちらの詳細や導入の狙いについてもお聞かせいただけますか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
ありがとうございます。 まさに直近の取り組みとして、株式会社pluszero(プラスゼロ)様などと共同開発を行い、AIオペレーターを活用した新しい電話システムを導入いたしました。
このシステムは、単なる一次対応(自動音声による振り分けなど)にとどまりません。AIがお客様との会話を通じて、予約の受付から変更・キャンセルへの対応、さらには実際の空席状況を自動判定して予約台帳の席へ直接インプットする(落とし込む)ところまでをシームレスに完結できる仕組みとなっています。
実は、飲食店にかかってくる電話の件数は非常に多く、その対応にかかる時間や労力は「見えないコスト」として経営上の大きな負担になっておりました。
これまでのDX推進でも同様のことが言えますが、例えばお客様にモバイルオーダー等でメニューを選んでいただくことで、スタッフが注文を伺う時間を削減し、その分を本来のコア業務である「目の前のお客様へのおもてなし」に充てることができるようになりました。その結果、アプリ会員の増加や、質の高い接客に対するGoogle等の好意的なクチコミの獲得(クチコミ数の増加)へと繋がっております。当然、無駄な人件費の削減という効果も明確に表れます。
「人間がやるべき付加価値の高い業務に、人間が集中する環境を作る」ことこそが、AIを活用する上での本質であり最大の目的であると考えております。この方針のもと、電話応対の大部分をAIに一任し、本当に複雑なご用件の場合のみAIから店舗スタッフへ取り次ぐという運用を行っていくことで、現場の工数は大幅に削減されます。
本システムの導入は、今後のホリイフードサービスにおける利益率のさらなる改善、そして店舗DX化の加速に向けて、非常に大きな役割を果たしてくれるものと大いに期待しております。
ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)に続く
《MY》
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