トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/06/23 11:32, 提供元: フィスコ

翻訳センター Research Memo(2):翻訳事業では多様な切り口で成長余地。M&Aを活用して事業領域を拡大

*11:32JST 翻訳センター Research Memo(2):翻訳事業では多様な切り口で成長余地。M&Aを活用して事業領域を拡大
■会社概要

1. 会社概要
翻訳センター<2483>は、翻訳業界の国内最大手である。医薬分野の専門翻訳会社として創業し、特許、工業・ローカライゼーション、金融・法務など専門性の高い産業翻訳分野で領域を拡大してきた。“すべての企業を世界につなぐ言葉のコンシェルジュ”を経営ビジョンとし、現在は翻訳だけでなく、通訳、人材派遣、コンベンション(イベントの企画・運営)、多言語コンタクトセンター、通訳者・翻訳者教育などに多角化し、顧客企業のグローバル展開における幅広い外国語ニーズに対応している。多数の中小プレーヤーがひしめく分散型事業において、同社はいち早く専門分野に特化し、組織化・システム化された営業・制作機能を整備した。品質、スピード、コストのバランスに優れ、大規模案件対応や多言語対応で他社の一歩先を行く。近年は機械翻訳などの最先端技術を積極的に活用する戦略を推進しており、社内の翻訳業務における生産性向上が著しい。同社は世界の語学サービス企業でも上位のポジションにあり、アジアのなかでも上位の売上高を上げている。

2. 沿革
同社は、1986年に医薬専門の翻訳会社として大阪で設立された。その後、工業分野・特許分野などに翻訳の専門領域を拡大し、2006年には翻訳会社で初の株式上場を果たす。その後も専門分野の子会社の設立により業容を拡大した。2012年にはアイ・エス・エスをグループ会社化し、通訳事業・派遣事業・コンベンション事業などを加え、フルラインのランゲージサービスを提供するに至っている。2015年4月には多言語コンタクトセンター事業を行うランゲージワン(株)(持分法適用関連会社)を設立した。2017年10月には、ニューラルネットワークによる機械翻訳(NMT:Neural Machine Translation)の技術を持つみらい翻訳に資本参加(持分比率8.99%)するとともに、同11月には翻訳事業を手掛ける(株)メディア総合研究所を100%子会社化した。2024年1月には(株)福山産業翻訳センターを、2025年10月には多言語WEB制作のシトラスジャパン(株)を子会社化した。現在子会社は5社である。なお、2022年4月の東京証券取引所の再編においては、新市場区分「スタンダード市場」を選択した。

3. 事業構成
翻訳事業は売上高構成比74.5%(2026年3月期)、営業利益構成比77.3%(同、全社費用調整前)を占めており、同社の大黒柱である。翻訳事業はさらに顧客業種別に分かれ、特許(2026年3月期の売上高構成比27.1%)、医薬(同24.6%)、工業・ローカライゼーション(同17.8%)、金融・法務(同5.0%)の4分野がある。

翻訳事業以外では、語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業の売上高構成比は10.3%、通訳事業は同12.2%、コンベンション事業や通訳者・翻訳者養成スクール「アイ・エス・エス・インスティテュート」を運営する語学教育、外国特許出願支援などが含まれる「その他事業」は売上高構成比で3.0%となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)


《HN》

記事一覧

  • 2026/06/30 11:30:ケイファーマ---AMED公募事業の採択および連携企業参画
  • 2026/06/30 11:28:Chordia Therapeutics---CDK12阻害薬CTX-439の創製に関する論文掲載
  • 2026/06/30 11:27:フォーバル---薩摩川内市の「中小企業DX支援事業業務」を3年連続受託
  • 2026/06/30 11:25:アピリッツ---フルバランスの株式取得(完全子会社化)
  • 2026/06/30 11:21:アセンテック---パイオリンクと業務提携及びディストリビュータ契約締結
  • 2026/06/30 11:08:ミガロHD Research Memo(8):2029年3月期にDX不動産事業売上高1,000億円を目指す
  • 2026/06/30 11:07:ミガロHD Research Memo(7):2027年3月期売上高は、前期比13.0%増の650億円を見込む(2)
  • 2026/06/30 11:06:ミガロHD Research Memo(6):2027年3月期売上高は、前期比13.0%増の650億円を見込む(1)
  • 2026/06/30 11:05:ミガロHD Research Memo(5):DX推進事業の先行投資が早期収益化(2)
  • 2026/06/30 11:04:ミガロHD Research Memo(4):DX推進事業の先行投資が早期収益化(1)
  • 2026/06/30 11:03:ミガロHD Research Memo(3):DX不動産事業で培ったノウハウをDX推進事業へ横展開
  • 2026/06/30 11:02:ミガロHD Research Memo(2):AI・DXを基盤とし既存事業の深化と新規事業の創出を推進
  • 2026/06/30 11:01:ミガロHD Research Memo(1):DX推進事業が想定を上回るペースで収益化、売上高・営業利益ともに過去最高
  • 2026/06/30 10:53:KOKUSAI---大幅反発、サムスン電子などの大型投資計画を材料視
  • 2026/06/30 10:51:古河電工---大幅反発、意欲的な中計にもアップサイドとして国内証券が格上げ
  • 2026/06/30 10:48:日清紡---大幅反発、高出力マイクロ波関連のポテンシャル評価で国内証券が目標株価上げ
  • 2026/06/30 10:45:たけびし--- AI・半導体需要を取り込むことで業績拡大を目論む
  • 2026/06/30 10:44:MIRAINI---ストップ高、業績・配当予想を上方修正
  • 2026/06/30 10:42:象印---大幅反落、3-5月期は営業減益に転じる
  • 2026/06/30 10:39:エイチエムコム---ストップ高買い気配、四国電力に対して異常音検知AIソリューション「FAST-D」を提供