トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/07/28 12:01,
提供元: フィスコ
ジーニー Research Memo(1):国内随一のAI実装力で成長を持続
*12:01JST ジーニー Research Memo(1):国内随一のAI実装力で成長を持続
■要約
ジーニー<6562>は、インターネット上で閲覧者に適した広告を瞬時に選択して表示するプラットフォームサービスを開発・提供している。また、AI技術を積極的に活用することにより、同技術に関連した導入コンサルティングやプロダクトの提供、及び研究開発を推進する「マーケティング領域のテクノロジー・AI企業」でもある。同社は「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」ことをビジネスパーパスとし、「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」ことを存在意義として掲げている。
1. 2026年3月期の業績概要
2026年3月期の連結業績は、売上収益13,376百万円(前期比18.2%増)、売上総利益9,776百万円(同11.0%増)、営業利益1,535百万円(同39.1%減)、税引前利益1,331百万円(同41.0%減)、当期利益981百万円(同51.9%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益866百万円(同55.6%減)と増収ながら、営業利益以下の各利益は減益となった。中間期決算発表に伴い修正した業績予想は、各項目いずれも未達となった。6月1日付で2026年3月期決算実績を訂正しており、受託開発取引に係る売上収益や、出資契約に係る投資有価証券の修正の影響が大きい。
売上面では、マーケティングSaaS事業とデジタルPR事業が高い成長率で業績をけん引したほか、上期に不調であった広告プラットフォーム事業が成長基調を取り戻した。マーケティングSaaS事業は「GENIEE」プロダクトとJAPAN AI(株)の製品とのクロスセルにより、エンタープライズ企業からの案件受注が進み前期比18.3%増となった。また、デジタルPR事業はソーシャルワイヤー<3929>の業績が通期で寄与したこと、及び2025年9月に(株)iHackを買収して連結対象としたことにより、同63.4%増と大きく成長した。広告プラットフォーム事業は、上期の業績伸び悩みを踏まえて下期に構造改革や組織改善を進めた結果、同0.1%減と前期並みで着地した。利益面について、全体営業利益の同39.1%減には2025年3月期の一過性利益の反動減が含まれており、一過性損益の影響を除いた調整後営業利益は同5.3%減にとどまっており、実態としては小幅減益であった。
2. 2027年3月期の業績見通し
2027年3月期の連結業績予想は、売上収益16,400百万円(前期比22.6%増)、売上総利益11,700百万円(同19.7%増)、営業利益2,500百万円(同62.8%増)、税引前利益2,300百万円(同72.7%増)、当期利益1,700百万円(同73.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,500百万円(同73.1%増)を見込む。なお一過性損益を除く調整後営業利益は同58.5%増の2,400百万円を見込んでいる。広告のデジタルシフトを背景に、特に動画広告領域を中心に引き続き高い成長を見込むほか、為替や中東情勢の影響などを総合的に判断して試算した。各事業では2026年3月期の基本戦略を継続し、計画には確度の高い案件のみを試算に組み入れている。
売上面では、広告プラットフォーム事業において、国内外でのクロスセル施策やエンタープライズ企業の開拓を推進することで増収を目指す。マーケティングSaaS事業では、同社プロダクトとJAPAN AIソリューションのクロスセルを武器に、引き続きエンタープライズ企業の開拓を進める。デジタルPR事業においては、インフルエンサーPR事業のロールアップ、及びニュースリリース事業とのクロスセルを強化する。利益面では、各事業での増収効果を見込む。特にマーケティングSaaS事業では、通期での黒字化を目指す。
3. 中期経営計画
同社が2023年5月に策定した3ヶ年(2024年3月期〜2026年3月期)の中期経営計画「〜First Magic 2025 Towards 2030 Vision〜」の数値目標は、2026年3月期業績予想として売上収益153億円、売上総利益118億円、営業利益27.5億円、親会社の所有者に帰属する当期利益19.6億円に設定していたが、いずれも未達となった。新たな中期経営計画は、現時点で策定時期は未定であるが、今後の事業状況及び市場動向等を総合的に勘案し、適切なタイミングで公表する見込みである。
■Key Points
・2026年3月期は増収、営業以下減益、マーケティングSaaS事業とデジタルPR事業が成長
・2027年3月期はAI・DXブームを背景に2ケタの増収増益をねらう
・JAPAN AIが急成長、今後の事業展開と業績貢献への期待感が高まる
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬 智一)
《HN》
記事一覧
2026/07/28 18:05:28日の中国本土市場概況: 上海総合は反落、世界的な半導体株安を警戒
2026/07/28 17:58:SANEI---1Qは増収、多彩なブランド展開と多様な販売ルートを活かした営業活動が奏功
2026/07/28 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は底堅いか、円買い先行も米政策内容を見極め
2026/07/28 17:21:東京為替:ドル・円は底堅い、夕方は高値圏に浮上
2026/07/28 16:53:美樹工業---2Qは2ケタ増収、主力の建設事業が2ケタ増収に
2026/07/28 16:49:東証グロ−ス指数は大幅反落、東京市場全体にリスク回避ムード
2026/07/28 16:44:半導体・AI関連株が値を崩し一時61000円台に下落【クロージング】
2026/07/28 16:35:日経VI:大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる
2026/07/28 16:31:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅反落、アドバンテストや東エレクが2銘柄で約1384円分押し下げ
2026/07/28 16:30:日本が「対話があった」かのように報道する日中外相の通りすがり接触(2)【中国問題グローバル研究所】
2026/07/28 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:日本株全面安に飲まれ大幅反落
2026/07/28 16:24:日本が「対話があった」かのように報道する日中外相の通りすがり接触(1)【中国問題グローバル研究所】
2026/07/28 16:20:半導体・AIセクターの検証(2)_株価指数に大きく影響、決算を控えて要個別対応
2026/07/28 16:01:東京為替:ドル・円は軟調、下押し圧力続く
2026/07/28 15:58:円谷フィHD、キオクシアHD、マクニカHDなど
2026/07/28 15:54:日経平均は急落、半導体関連株中心に売り殺到
2026/07/28 15:54:東邦ガス---1Qは減収なるも、全体の顧客数は3万件増加
2026/07/28 15:52:東証業種別ランキング:非鉄金属が下落率トップ
2026/07/28 15:44:新興市場銘柄ダイジェスト:テラドローンが大幅反落、ジグザグがもみ合い
2026/07/28 15:44:7月28日日本国債市場:債券先物は127円23銭で取引終了