トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/10/01 13:06,
提供元: フィスコ
日本情報C Research Memo(6):2026年6月期は増収も、償却費や人件費の増加で減益
*13:06JST 日本情報C Research Memo(6):2026年6月期は増収も、償却費や人件費の増加で減益
■日本情報クリエイト<4054>の業績動向
1. 2026年6月期の業績概要
2026年6月期の業績(2026年6月期より非連結決算に移行)は売上高が5,472百万円、営業利益が867百万円、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却)が1,307百万円、経常利益が957百万円、当期純利益が583百万円となった。期初計画(連結ベース:売上高5,800百万円、営業利益1,200百万円、経常利益1,210百万円、親会社株主に帰属する当期純利益730百万円)を下回った。また2026年6月期より非連結決算に移行したため参考値となるが、前期の連結業績(売上高5,075百万円、営業利益1,004百万円、経常利益1,003百万円、親会社株主に帰属する当期純利益628百万円)との比較では、売上高が7.8%増、営業利益が13.6%減、EBITDAが4.0%減、経常利益が4.6%減、当期純利益が7.2%減となった。売上面は前期比ではイニシャル売上、ストック売上とも順調に拡大して増収だが、前期の「リアプロBB」統合延期の影響で事業拡大速度が遅れたため計画を下回った。利益面は売上高が計画を下回ったことに加え、ソフトウェア償却費や人件費の増加などの影響で減益となった。
売上総利益は同1.5%増加したが、売上総利益率は同4.1ポイント低下して65.4%となった。販管費は同7.5%増加したが、販管費率は同0.1ポイント低下して49.6%となった。業務効率化などにより適切なコストコントロールを推進したが、「賃貸革命11」のリリース(2025年8月にバージョンアップ)に伴って償却費が増加したほか、人員増に伴って人件費が増加した。なお費用区分見直しにより、従来は販管費に含まれていた一部の支払手数料を2026年6月期より売上原価へ振り替えたことで売上原価が増加している。この結果、営業利益率は同4.0ポイント低下して15.8%、EBITDAマージンは同2.9ポイント低下して23.9%となった。営業外収益では為替差益28百万円、保険返戻金49百万円を計上した。なお期末従業員数(正社員のみ)は同36人増加して348人となった。
ストック売上とMRRが拡大基調、解約率は低位安定
2. サービス別の動向
サービス別の売上高は仲介ソリューションが前期比0.6%増の1,999百万円、管理ソリューションが同10.7%増の3,356百万円、その他が同115.1%増の115百万円だった。管理ソリューションでは「賃貸革命」のアップセル・クロスセルが好調だった。イニシャル/ストック別の売上高はイニシャル売上が同6.4%増の1,148百万円、ストック売上が同8.2%増の4,324百万円だった。ストック売上比率は同0.3ポイント上昇して79.0%となった。また期末時点のMRRは仲介ソリューションが同6.3%増の170,686千円、管理ソリューションが同16.4%増の198,553千円、合計が同11.5%増の369,239千円となった。クロスセル・アップセル戦略によりストック売上とMRRが拡大基調である。
その他のKPIとして、期末時点(累計)の業者間物件流通サービス(無償)の顧客数は前期末比18.5%増の67,230、月額有償サービス(全プロダクト)の利用顧客数は同4.2%増の7,073、「電子入居申込」サービスの導入事業所数は同22.5%増の3,958、「電子契約」サービスの導入事業所数は同18.9%増の773となった。いずれも顧客数が順調に拡大している。解約率(年間ベース)は0.5%となった。前期比では0.1ポイント上昇したものの、全国の拠点を生かした顧客支援及びカスタマーサクセスにより低位・安定的な解約率で推移している。
なお四半期別に見ると、イニシャル売上は第1四半期193百万円、第2四半期262百万円、第3四半期186百万円、第4四半期505百万円、ストック売上は第1四半期1,025百万円、第2四半期1,052百万円、第3四半期1,097百万円、第4四半期1,148百万円で、MRRは仲介ソリューションが第1四半期161,070千円、第2四半期164,775千円、第3四半期169,403千円、第4四半期170,686千円、管理ソリューションが第1四半期180,122千円、第2四半期182,417千円、第3四半期190,867千円、第4四半期198,553千円となった。イニシャル売上は四半期ごとに変動するが、ストック売上が着実に積み上がり、MRRも拡大基調である。
財務の健全性は高い
3. 財務状況
財務面で見ると、2026年6月期末の資産合計は前期(連結決算)末比508百万円増加して6,229百万円となった。主に現金及び預金が158百万円減少、ソフトウェア仮勘定が56百万円減少、のれんが80百万円減少、顧客関連資産が71百万円減少した一方で、売掛金が211百万円増加、ソフトウェアが363百万円増加、長期前払費用が148百万円増加、保険積立金が82百万円増加した。負債合計は同175百万円増加して1,994百万円となった。主に繰延税金負債が20百万円減少した一方で、未払法人税等が70百万円増加、契約負債が106百万円増加した。純資産合計は同333百万円増加して4,235百万円となった。自己株式が147百万円増加したが、利益剰余金が当期純利益の積み上げにより472百万円増加した。この結果、自己資本比率は同0.2ポイント低下して68.0%となった。特に大きな変動は見られず、自己資本比率は高水準を維持している。無借金経営であり、キャッシュ・フローの状況にも特に懸念材料は見当たらない。財務の健全性は高いと弊社では評価している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
《HN》
記事一覧
2026/10/06 23:58:NY外為:ユーロ反発、仏債下げ止まる、欧州脅威が緩和
2026/10/06 22:04:【市場反応】米貿易赤字は予想以上に拡大、ドル反落
2026/10/06 20:06:欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、豪ドルはやや失速
2026/10/06 19:07:ドル・円は上値が重い、高値圏でもみ合い
2026/10/06 18:21:6日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、不動産関連が高い
2026/10/06 18:15:日経平均テクニカル: 続伸、終値も7万円台復帰
2026/10/06 17:54:シンバイオ製薬---ブリンシドホビルの英国での条件付き早期承認取得に向け規制当局と協議開始
2026/10/06 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利高止まりも日米協調介入に警戒
2026/10/06 17:13:東京為替:ドル・円はしっかり、午後は158円台に定着
2026/10/06 17:09:東証グロ−ス指数は大幅続伸、物色意欲旺盛
2026/10/06 16:53:AI関連株買いが続き3カ月ぶりに70000円の大台回復【クロージング】
2026/10/06 16:35:日経VI:大幅に上昇、短期的な過熱感も警戒
2026/10/06 16:33:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅続伸、アドバンテが約334円分押し上げ
2026/10/06 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:セキュリティ関連がけん引し高値更新
2026/10/06 16:17:ナレルグループ Research Memo:3Qから事前想定通りに増益へ、中計達成に向けて戦略投資
2026/10/06 16:14:東京為替:ドル・円はしっかり、ドル買い継続
2026/10/06 16:01:ナレルグループ Research Memo:3Qから事前想定通りに増益へ、中計達成に向けて戦略投資
2026/10/06 15:55:日経平均は続伸、半導体関連中心に買い広がり上げ幅拡大
2026/10/06 15:55:ips、ネクステージ、ソディックなど
2026/10/06 15:43:新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオが大幅続伸、カルナバイオがもみ合い