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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/10/26 09:12,
提供元: フィスコ
株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(2)
*09:12JST 株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(2)
トリプルアイズ<5026>
こちらのページは通期決算のハイライトとなっており、各事業の定性的な情報も記載しております。
先ほどの説明と重複する部分はございますが、連結の業績といたしましては、売上収益は57億2,200万円と通期で過去最高を更新いたしました。また、営業利益は1億7,000万円、当期純利益につきましても1億円での着地となり、前期の大きな赤字から一転し、利益体質が大幅に改善しております。
この利益改善を牽引しているのが、引き続き極めて好調に推移しております『AIソリューション事業』です。通期売上は48億2,200万円、営業利益は1億5,900万円での着地となりました。
好調要因といたしましては、まず『AIインテグレーション』において、昨今の生成AI関連の開発需要増を背景に、AIラボ契約などの開発契約の拡大、およびプライム案件の受注拡大が、売上・利益の双方に大きく寄与しております。第4四半期の会計期間単体としましては、業績好調に伴う決算賞与の追加計上により小幅な営業損失となりましたが、通期で見ますと過去最高水準の営業利益を計上いたしました。
また、もう一つの軸である『エンジニアリング』におきましても、人員減が収束し、案件増に伴う請負工数が増加したことで、期中は順調に業績が進捗いたしました。加えて、BEX社への出向・常駐による東海地区での営業強化が実を結び、製造業向けのデータ分析、フィジカルAI開発案件など、着実な成果を上げております。
続いて『GPUサーバー事業』についてご説明いたします。
特定代理店との協業拡大によるAI開発用途向けサーバーの販売が進捗したことや、広告費等の調整により販管費が減少した結果、第4四半期単体で3,900万円の営業利益を計上いたしました。これにより、通期におきましても見事1,000万円の黒字に転換することができました。なお、台湾企業向けの旧在庫に係る未回収債権の遅延に伴い、貸倒引当金繰入額3,800万円を計上しておりますが、事業単体としての収益体制は着実に改善しております。
総括いたしますと、当期は決算賞与計上や今後のリスクに備えたた在庫評価損・引当金の計上など、必要な費用をしっかりと積んだ上でも、最高益を出すことができました。これは、当社の根本的な「稼ぐ力」が大きく向上している証であると確信しております。
こちらのページは、当社の主要セグメントであります『AIソリューション事業』と『GPUサーバー事業』の、通期における売上高および損益の前年同期比較をまとめた表になります。
まず、『AIソリューション事業』につきましては、売上高が48億2,200万円、営業利益が1億5,900万円となり、通期ベースで過去最高の売上高および営業利益を記録いたしました。セグメント内の内訳を細かく見ていきますと、まず『AIインテグレーション+AIプロダクト』につきましては、事業の好調が年間を通じて継続したことにより、売上高は前期比112.8%と力強い成長を維持し、グループ全体の売上・利益を強力に牽引しております。
一方で『エンジニアリング』につきましては、前期からの人員減少の影響が残ったことから、売上高は前期比90.0%に留まっております。しかしながら、第3四半期の際にもご説明いたしました通り、四半期を追うごとに売上・利益水準の回復が図られており、足元は着実に改善へ向かっている状況です。
これら2つのサブセグメントの要因が合わさった結果、AIソリューション事業全体としては、売上高は前期比104.2%と手堅く成長し、営業利益におきましては前期比290.0%と、約2.9倍の大幅な成長を遂げることができました。
続いて、『GPUサーバー事業』についてご説明いたします。こちらの事業につきましては、AI開発用途向けGPUサーバーの販売が進捗したことなどにより、粗利率は62.7%と、前期の50.2%から12.5ポイントの大幅な向上を実現いたしました。マイニングサーバー事業からピボットした後のビジネスモデルとして、収益体制の改善が明確に数字に表れております。
売上高自体は9億1,200万円(前期比86.7%)となりましたが、営業利益につきましては前期の5億7,700万円の赤字から見事に回復し、1,000万円の黒字で通期着地を果たすことができました。
以上が主要セグメントの前年同期比較の概況となります。次ページより、セグメント別の詳細情報に触れてまいります。
当社グループの事業セグメントおよびサブセグメントの事業概要です。
事業としてはAIソリューション事業、GPUサーバー事業があり、AI開発、コンサルを行う「AIインテグレーション」顔認証AI、画像認識AI自社サービス「AIプロダクト」自動車開発メーカー向けの設計開発業務の役務提供「エンジニアリング」で分かれてます。GPUサーバ事業は、AI開発におけるGPUサーバの販売、モジュール型データセンター「DINO」開発運営となっております。
次に各セグメントでの過去売上・利益推移を比較したデータを説明したします。
こちらのページでは、当社のコア事業である『AIソリューション事業』の売上高および営業利益の推移について、四半期ごとに過去3期分を並べたものとなります。
左側の売上高のグラフをご覧ください。赤い矢印でお示ししております通り、売上高は右肩上がりで堅調に推移しており、着実に売上規模を拡大させております。それと同時に、右側のグラフにありますように利益体質も大きく改善させることができており、結果として、通期で売上48億2,200万円、営業利益1億5,900万円という過去最高の業績で着地いたしました。
皆様に特にお伝えしたい点は、この過去最高益の「中身の質の高さ」でございます。第3四半期の際にもご説明いたしましたが、当社は春にグループ全体で過去最多となる39名の新卒を採用しており、それに伴う人件費や研修費といった「未来への先行投資」を当下半期にしっかりと投じております。さらに、この第4四半期の会計期間におきましては、事業の好調を受けた社員への還元として、スライドの注記にもございます通り、決算賞与3,300万円を追加計上いたしました。
これにより第4四半期単体では小幅な赤字(△1,200万円)となっておりますが、重要なのは、こうした「未来の成長原資となる人材投資」や「社員への還元」を惜しみなく実行した上で、通期として過去最高益を出したという事実です。これこそが、当社の収益基盤が単なる一過性のものではなく、『強固な利益体質フェーズへと完全に転換を遂げた』ということの証明であり、今回の決算における最大の成果であると確信しております。
株式会社トリプルアイズ:2026年8月期通期決算説明会文字起こし(3)に続く
《MY》
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