トレーダーズショップ
トップ ・ かごを見る ・ ご注文状況 ・ このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/10/28 12:43, 提供元: フィスコ

アイル Research Memo(3):リアルとWebの融合によるCROSS-OVER戦略でBXを実現(1)

*12:43JST アイル Research Memo(3):リアルとWebの融合によるCROSS-OVER戦略でBXを実現(1)
■アイル<3854>の事業概要

2. 主要製品
中堅・中小企業向け基幹業務管理システム「アラジンオフィス」シリーズは、販売・在庫・生産・店舗管理など企業における業務管理をデジタル化し、業務効率化による働き方改革推進や内部統制強化による経営力アップを支援する。主要導入企業例として、シャツ・ネクタイのメーカーズシャツ鎌倉(株)、ストッキング・靴下の福助(株)、高級革靴のマドラス(株)、機能性食品素材開発・販売のファーマフーズ<2929>、老舗料亭と総菜・弁当販売の(株)なだ万、宅配水や用品レンタルのナック<9788>、学校給食用食材提供の大阪府学校給食会、鋼材専門商社の藤原鋼材(株)、金属部品加工・精密機械部品の(株)佐竹製作所、電動工具などプロツール専門商社の印藤産業(株)などがある。

Web受発注システム・BtoB EC「アラジンEC」は、企業間・社内間などの受発注業務管理をデジタル化し、業務効率化による働き方改革推進や他社差別化による売上アップを支援する。主要導入企業例として、酒類・酒類関連備品販売のサントリーマーケティング&コマース(株)、家具インテリアメーカーのフランスベッド(株)、サラダチキンなど加工食品製造・販売の(株)アマタケ、給食受託・食材販売の(株)HITOWAフードサービス、化粧品や美容健康器具・機材の(株)コンフォートジャパン、ヘアケア製品のテクノエイト(株)、乳製品・洋菓子の黒川乳業(株)、自転車のRITEWAY(ライトウェイプロダクツジャパン(株))、医療機器販売のシーマン(株)などがある。

複数ECサイト一元管理ソフト「CROSS MALL」は、各種ECモール・ECカートなど複数ネットショップを一元管理し、業務効率化による働き方改革推進やEC展開強化による売上アップを支援する。主要導入企業例として、クラフトビール製造・販売の(株)ヤッホーブルーイング、スポーツ用品販売の(株)ムラサキスポーツ、スニーカーショップのatmos(Foot Locker atmos Japan(同))、メンズファッション通販のSilver Bullet((株)ピー・ビー・アイ)、環境にやさしい製品の輸入・卸のイーオクト(株)、呉服卸・ネット通販「きもの京小町」の(株)マルヒサなどがある。

実店舗とECの顧客・ポイント一元管理ソフト「CROSS POINT」は、実店舗・ECのオムニチャネル化による売上アップや、スマートフォンアプリ活用などによる実店舗とECの顧客・ポイントの一元管理、ブランディング強化によるファン層拡大などを支援する。主要導入企業例として、靴製造・販売のリーガルコーポレーション<7938>、シャツ・ネクタイのメーカーズシャツ鎌倉、ストッキング・靴下の福助、ベビー服・子ども服・ママ服のBRANSHES(ブランシェス(株))、カジュアル婦人服のw closet(ダブルクローゼット)((株)ウェアーズ)、レディスファッション通販「flower」の(株)ソラオブトウキョウ、カバンなどアパレル企画製造販売のCOO COMPANY LIMITED.((株)クー)などがある。なお2025年9月に國學院大學経済学部の芳賀研究室との協働で、同社の「CROSS POINT」を活用した「企業のファン創出」に関する産学連携プロジェクトを始動し、2026年1月に最終報告会を開催した。

バックヤードプラットフォーム「BACKYARD」は、日々複雑化するバックヤード業務を卸・小売やECなどの業態を超えてボーダレスに支援し、バックサイドから変革することにより「BX」を実現するクラウドサービスである。ボーダレス化と複数チャネル化に対応する管理機能と連携機能、自動処理による効率化とデータ融合により、ネットショップの範囲だけでなく、すべての業態を含めたバックヤード業務全体の一元管理を実現する。5つの管理機能(CROSS/連携管理、ORDER/注文管理、ITEM/商品管理、STOCK/在庫管理、COMMUNICATION/接客支援)で構成され、「自動化」「見える化」「カスタム」「コミュニケーション」をテーマにした機能実装により、バックヤードチームや顧客とのコミュニケーションを促進することで「ONE by 1」※を実現する。当初は「CROSS MALL」の次世代サービスと位置付けて開発を進めていたが、EC消費行動の変化や多様化するニーズに対応し、大企業を含む幅広い業種・業態向けに展開する方針に変更した。具体的には、サービス対象企業をネットショップにとどまらず小売・卸売・製造業へ拡大し、小売業態の実店舗管理、卸売業態の受発注管理や販売管理、接客支援の問い合わせ管理などボーダレスな業務管理の実現に向けて機能拡張を継続する。2025年11月には「BACKYARD」において、商品管理機能に特化して利用できるサービスプラン「ITEM PLAN(商品管理プラン)」を提供開始した。

※ 「ボーダレスな1つのプラットフォームでオンリーONEなショップらしさを実現する」という、「BACKYARD」が目指す新しいスタンダードとなるビジョン。

3. CROSS-OVER戦略
同社は、ITの有効活用が必要な中堅・中小企業の経営力アップを支援するための商材をリアルとWebの両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図るCROSS-OVER戦略を推進している。この戦略は同社独自の提案スタイルで、業務効率化を支援するシステムソリューション事業の基幹業務システムと、販売力強化を支援するWebソリューション事業のサービスを複合的に提案することにより、「オール・ワンストップ」サービスを実現して強力なシナジー効果を生み出している。

このCROSS-OVER戦略によって顧客企業数は増加基調である。2026年7月期末時点の顧客数は7,693社(システムソリューション事業5,379社、Webソリューション事業2,314社)となり、2020年7月期末の6,342社(システムソリューション事業4,591社、Webソリューション事業1,751社)に対して約1.2倍に増加した。システムソリューション事業は低い解約率と継続した新規顧客獲得により顧客数が順調に増加している。Webソリューション事業は、中小EC事業者の倒産・廃業増加というEC市場の変化による解約増加により2025年7月期が前期比9社増、2026年7月期が同8社増と、直近2期間の伸びが小幅にとどまったが、一方ではEC市場の変化に対応した顧客企業規模拡大やクロスセル強化によって顧客単価が上昇傾向である。そして顧客数増加や顧客単価上昇が、保守料やクラウドサービス利用料等のストック売上拡大につながっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)



《HN》

記事一覧

  • 2026/10/29 01:25:[通貨オプション]OP売り継続、レンジ相場で
  • 2026/10/29 00:28:NY外為:ドルは高値圏でもみ合い、原油は反発、米中間選挙後の対イラン攻撃激化報道受け
  • 2026/10/28 23:16:【市場反応】加中銀:予想通り利上げ決定、加ドルまちまち
  • 2026/10/28 21:59:【市場反応】米9月卸売在庫速報値は予想外に加速、ドルじり高
  • 2026/10/28 19:33:欧州為替:ドル・円は持ち直し、158円回復目指す
  • 2026/10/28 19:10:28日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、半導体や電子機器関連株に買い
  • 2026/10/28 19:06:28日の中国本土市場概況:上海総合は反発、半導体やロボット関連への物色が相場をけん引
  • 2026/10/28 18:22:欧州為替:ドル・円は底堅い、米金利にらみ
  • 2026/10/28 18:15:日経平均テクニカル: 続伸、5日線を上放れ
  • 2026/10/28 17:53:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅続伸、アドバンテストや東エレクが2銘柄で約440円分押し上げ
  • 2026/10/28 17:38:加賀電子---代表取締役会長執行役員の塚本氏が辞任、代表取締役は門社長の1名体制に
  • 2026/10/28 17:36:unerry---譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分、払込手続が完了
  • 2026/10/28 17:34:日経平均は続伸、半導体株がけん引も市場全体は軟調
  • 2026/10/28 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め姿勢堅持も日欧政策を見極め
  • 2026/10/28 17:23:東京為替:ドル・円は下落、夕方はドル売り
  • 2026/10/28 16:51:メタリアルResearch Memo:完全自動翻訳を成長戦略の中核とし、翻訳市場で代替不可能なポジション確立を目指す
  • 2026/10/28 16:44:長栄---北海道で初の収益不動産を取得、賃貸事業の進出先は10都道府県に
  • 2026/10/28 16:35:日経VI:大幅に上昇、イベント控え警戒感
  • 2026/10/28 16:32:東証グロ−ス指数は大幅に3日続伸、イベント控え上値は重い展開
  • 2026/10/28 16:31:米テック株高を受けてAI関連株買いが続き一時64000円台回復【クロージング】