トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/02/18 11:01, 提供元: フィスコ

インテリクス Research Memo(1):中古マンション市場拡大を追い風に2031年5月期に経常利益35億円目指す

*11:01JST インテリクス Research Memo(1):中古マンション市場拡大を追い風に2031年5月期に経常利益35億円目指す
■要約

インテリックスホールディングス<463A>は中古マンションのリノベーション(再生)販売を主力事業とする(株)インテリックス等を子会社に持つ持株会社である。2025年12月に設立され、インテリックスに代わって東京証券取引所(以下、東証)スタンダード市場に上場した。持株会社体制に移行することで、機動的な経営と事業採算性の強化、及び事業ポートフォリオの最適化を図る。加えて、M&Aや新規事業創出によるグループ活性化も図りながら成長を目指す。

1. 2026年5月期中間期の業績概要
2026年5月期中間期(2025年6〜11月)の連結業績は、売上高で前年同期比33.8%増の30,278百万円、経常利益で同2.3%減の1,531百万円となった。売上高はリノヴェックスマンションの販売価格上昇や一棟収益物件等の物件販売の増収、並びに収益物件共同事業の拡大により2ケタ増収となった。利益面では、リノヴェックスマンションの売上総利益率が想定を上回った一方で、前年同期に好採算の一棟収益物件の売上計上があった反動や、創立30周年記念イベント費用の計上、金利上昇等による支払利息の増加などが減益要因となった。計画(売上高31,929百万円、経常利益1,372百万円)に対しては、リノヴェックスマンションの販売件数未達により売上高は未達となったものの、売上総利益率が想定を上回ったことで経常利益は上振れて着地した。

2. 2026年5月期の業績見通し
2026年5月期の連結業績は売上高で前期比25.9%増の56,415百万円、経常利益で同7.4%減の2,006百万円と期初計画を据え置いた。売上高は、リノヴェックスマンションが販売単価上昇により同12%増となるほか、一棟収益物件の売却並びに収益物件共同事業の拡大等により18期ぶりに過去最高を更新する見通しである。利益面では、販管費や支払利息の増加により減益を見込んでいる。ただ、経常利益の中間期までの進捗率が76.3%に達しており、下期もリノヴェックスマンションの販売は順調に推移することが見込まれることから、利益ベースでの計画上振れ余地はあると弊社では見ている。

3. 中期経営計画
同社は2031年5月期を最終年度とする「中期経営計画<>」を発表した。持株会社体制への移行を機に成長を加速していく計画で、2031年5月期に売上高800億円、経常利益35億円、ROE11.2%を目標に掲げた。グループ各社のシナジーを創出するとともに、M&Aやアライアンス戦略を積極的に推進しながら、不動産流通を支える「リノベーション・インフラ企業」として業界トップを目指す。2029年5月期までは人的リソースも含めた経営基盤強化のための先行投資を行うため、利益成長は年率6%と堅実な成長を見込み、これら投資の効果が顕在化する2030年5月期以降は年率21%成長を計画している。事業別の2031年5月期売上目標は、主力のリノヴェックスマンション事業が560億円(2026年5月期計画比57%増)、リノベーション内装事業が100億円(同89%増、内部売上含む)とリノベーション事業分野が成長ドライバーとなる。仕入力の強化を図るため(株)みなと銀行系の神戸みなと興産(株)との合弁会社設立や全国保証<7164>との業務提携を発表するなど、今後はアライアンスやM&Aなども成長戦略の1つとして積極的に推進していく考えだ。

4. 株主還元策
同社は配当方針として、連結配当性向30%前後を目指しつつ、安定した配当を行う方針で、2026年5月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの46.0円(配当性向27.8%)を予定している(前期は創立30周年記念配当14.0円を含む)。また、状況に応じて自己株式取得についても機動的に実施していく意向で、ROEの向上にも取り組みながら、現在0.5倍台で推移しているPBR(株価純資産倍率)を1.0倍超に引き上げていくことを目指している。

■Key Points
・2026年5月期中間期はリノヴェックスマンションの売上が好調で、利益ベースで計画を上回る
・2026年5月期は期初計画を据え置くも、利益ベースでは上振れ余地あり
・2031年5月期に売上高800億円、経常利益35億円を目指す中期経営計画を発表

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


《HN》

記事一覧

  • 2026/02/18 14:33:日経平均VIは上昇、警戒感は朝方に比べ緩和
  • 2026/02/18 14:32:マクニカホールディングス---大幅反発、自動運転EV開発の豪企業と戦略的パートナーシップ締結
  • 2026/02/18 14:29:セック---大幅反発、JAXA 宇宙探査イノベーションハブの第13回研究提案募集に共同研究先として採択内定
  • 2026/02/18 14:14:旭ダイヤモンド工業---大幅高、対米投融資の人工ダイヤプロジェクトで思惑買い向かう
  • 2026/02/18 14:13:出来高変化率ランキング(13時台)〜シンバイオ、テクニスコなどがランクイン
  • 2026/02/18 14:04:東京為替:ドル・円は底堅い、円売り地合い継続
  • 2026/02/18 13:58:BRUNO---2Qは2ケタ以上の増益、3事業いずれも増益を達成
  • 2026/02/18 13:56:船場---シンガポールに「鮨 あらい」初の海外出店を施工
  • 2026/02/18 13:54:クリアル---3Qは2ケタ増収増益、累計投資金額が932億円を突破
  • 2026/02/18 13:52:日経平均は801円高、政策期待が株価押し上げ
  • 2026/02/18 13:48:東京為替:ドル・円は小動き、材料難で様子見
  • 2026/02/18 13:32:米国株見通し:伸び悩みか、金融緩和余地を見極め
  • 2026/02/18 13:30:後場の日経平均は639円高でスタート、三井海洋開発や大成建などが上昇
  • 2026/02/18 13:04:マイクロアド---1Qの営業利益が3.2倍増・経常利益も5.3倍増と過去最高益に 通期進捗も予想を上回り上振れ基調
  • 2026/02/18 13:02:日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は大幅に5日ぶり反発、東エレクが1銘柄で約165円分押し上げ
  • 2026/02/18 13:00:スカラ---2QはDX事業の先行投資継続も、人材・TCG事業の成長で利益基盤を確保
  • 2026/02/18 12:57:後場に注目すべき3つのポイント〜買い優勢の展開で上げ幅広げる
  • 2026/02/18 12:55:ブロードエンタープライズ---本店移転および定款一部変更
  • 2026/02/18 12:52:トヨクモ---「トヨクモ Park」が1周年、累計170件の業務改善ナレッジを資産化
  • 2026/02/18 12:47:北海道瓦斯---急落、札幌市手稲区における爆発事故に関するリリースを発表