|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/06/21 15:41,
提供元: フィスコ
日本電技 Research Memo(11):空調計装は好調継続、産業システムは回復を期待
*15:41JST 日本電技 Research Memo(11):空調計装は好調継続、産業システムは回復を期待
■業績動向
4. 2025年3月期の業績見通し
日本電技<1723>は2025年3月期の業績見通しについて、受注高39,500百万円(前期比3.8%減)、売上高41,500百万円(同6.7%増)、営業利益6,200百万円(同0.8%減)、経常利益6,300百万円(同0.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4,300百万円(同8.0%減)を見込んでいる。売上高の見通しは、空調計装関連事業が、既設工事で前期好調の反動を考慮するものの、新設工事が引き続き順調のため36,900百万円(同5.8%増)、産業システム関連事業が、リードタイムが伸びた分の回収もあって前期当初予算並みの4,600百万円(同14.2%増)を確保する予定である。営業利益予想については、人材確保や人材育成のための人的投資と協力会社の体制整備など事業投資に一定規模のコスト増加を見込んでいるものの、好採算の環境が継続するため、前期並みの収益確保となっている。なお、、産業システム関連事業はやや努力する必要がありそうだが、空調計装関連事業に関しては、既設工事や利益率の見方に関してやや保守的な印象があり、例年通り期末に向けて上方修正が期待できる。
空調計装関連事業で、引き続き首都圏の再開発案件や半導体工場など新設工事を中心に大規模案件の完成を見込む。一方、手持ち工事高が過去最高を更新しているため、施工余力を勘案した選別受注を続けなければならない状況となっており、採算向上には寄与するが、受注高の減少予想につながったようだ。このため事業戦略として、新設工事では、人手不足を考慮した「中長期的な全社最適」をキーワードに、中長期的な視点で事業の強化に取り組む一方、既設工事では、大型案件が多かった前期の反動を考慮しつつ、新設工事部門と連携して事業基盤の強化を目指す。産業システム関連事業では、既存事業の基盤強化に加え、スマートファクトリーの提案を通じた新たな事業の確立や、既存プラントメーカー向けへの営業強化を通じて事業の拡大をバランス良く展開する方針である。全社的には、人手不足対応に加え、DXの推進により営業・技術の両面において業務の効率化を図り、事業採算性の向上を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《SO》
記事一覧
2025/01/20 10:31:坪田ラボ---反発、中国サンフラワー社の関連会社と中国におけるTLG-001の研究開発を目指す基本合意契約を締結へ
2025/01/20 10:29:ヨロズ---大幅続落、業績下方修正で一転営業赤字見通しに
2025/01/20 10:28:システムリサ---大幅反発、今期の増配発表を好感
2025/01/20 10:27:ディスコ---反発、第3四半期業績上振れ観測報道伝わる
2025/01/20 10:05:ヘリオス---もみ合い、AND medical 社と培養上清供給契約を締結
2025/01/20 09:49:出来高変化率ランキング(9時台)〜TMN、TAKARA&Cなどがランクイン
2025/01/20 09:42:Aiロボティクス---反発、株主優待制度の導入を発表
2025/01/20 09:25:日経平均は220円高でスタート、ディスコや三菱UFJなどが上昇
2025/01/20 09:21:概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は強含み、外部環境の改善を期待した買いが観測
2025/01/20 09:18:プロディライト---OSAKA子どもの夢応援事業第5回SDGsギネス世界記録チャレンジ15秒ダンスチャレンジに協力
2025/01/20 09:16:コロプラ、メガチップス◆今日のフィスコ注目銘柄◆
2025/01/20 09:08:個別銘柄戦略:サカタのタネやシステムリサなどに注目
2025/01/20 09:07:日経平均は390円高、寄り後は上げ幅拡大
2025/01/20 08:50:ソフトバンクG---25日線突破を試す展開が期待される
2025/01/20 08:45:メガチップス---押し目買いのタイミング
2025/01/20 08:44:前場に注目すべき3つのポイント〜大統領就任式を前にいったん買い戻しの動き〜
2025/01/20 08:43:大統領就任式を前にいったん買い戻しの動き
2025/01/20 08:39:1/20
2025/01/20 08:25:買い戻し先行、200日線などを回復して終われるか注目
2025/01/20 08:19:今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに強まる可能性は低い見通し
|