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【第117期】プロジェクトファイナンス実践応用コース

井上義明, 小林文彦, 川井文哉
シグマベイスキャピタル(セミナー)
セミナー 2019年9月発売
本体 200,000円  税込 220,000円  国内送料無料です。
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新規開講コース
2020年1月16日(木)〜3月9日(月)全6回

コースの特徴

受講対象者


実施スケジュール

日程/担当講師 2020年 1月16日(木) / 井上
2020年 1月30日(木) / 井上
2020年 2月10日(月) / 小林
2020年 2月17日(月) / 川井
2020年 3月 2日(月) / 川井
2020年 3月 9日(月) /(試験)

18時00分 〜 21時00分

定 員 25名
会 場 シグマベイスキャピタル株式会社 教室
東京都中央区新川 1-3-10 旭ビルディング 5階
アクセス 東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車 3番出口徒歩3分、1番出口徒歩5分
JR京葉線・東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩8分
東京メトロ 半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩8分
詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます)
受講費 220,000 円(税込)
※専門科を初めて受講される方は入学金が必要となりますが、 現在、シグマインベストメントスクール 設立30周年キャンペーンとして、入学金を免除いたします。
備考 2週連続で開催する回があります。ご注意ください。

講師

井上 義明

シグマインベストメントスクール 副学長
シグマベイスキャピタル株式会社 シニアフェロー
プロジェクトファイナンス研究所 代表

早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。富士銀行(現 みずほ銀行)入行。同行プロジェクトファイナンス部、ニューヨーク支店融資課課長、ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課課長(米国駐在7年)、プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役。2005年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向)。2006年オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行スペシャライズドファイナンス・ジャパン本部本部長。2017年より現職。現職では海外プロジェクトファイナンスについて執筆、講演、研修、コンサルティング、アドバイザリー等に従事。慶応義塾大学福澤諭吉記念文明塾修了。 講師歴多数。現在、インフラ情報サイト「Infrato」にコラム『プロファイバンカーの視座』を連載中。 主な著書・論文に、『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP社、2011)、『LNGプロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会、2015)、「なぜ交通インフラ事業にプロジェクトファイナンスは難しいのか」(Infrato、2017/4)、「輸出信用機関とプロジェクトファイナンス」(Infrato、2017/7)がある。

小林 文彦

シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
国際開発研究者協会(SRID)代表幹事
名古屋工業大学大学院非常勤講師(前期)

山梨大学工学部機械工学科卒業。同年、伊藤忠商事入社。インフラプロジェクト課長、アセットマネジメント室長、プラントプロジェクト部門長補佐等を歴任。その間、海外のPPP (Purblic Private Partnerships)を含むインフラプロジェクトに携わる。10年間ニューヨーク駐在。1998年より不良債権回収業務に従事。2002年 Harvard Business School Advanced Management Program 終了。2004年国際金融公社(IFC)ワシントン本部に転職。2011年 Harvard Business School Africa Business Conference のPanelistに招聘。2015年IFCを Chief Special Operations Officer(首席特務担当官)として定年退職。これまでプロジェクトファイナンスや不良債権回収及び開発援助の講義・講演を国際大学、名古屋工業大学大学院、上智大学、山梨大学、JICA、ECFA等で行う。PPPに関する外務省国際協力局長主催有識者懇談会に有識者として招聘(2017/4)。国際開発研究者協会(SRID)代表幹事・キャリア開発事業講師(sridonline.org)。名古屋工業大学大学院非常勤講師(前期)。 主な論文に「プロジェクトファイナンス実務者から見た新興国PPPインフラ事業促進策」(Infrato、2018/3) がある。

川井 文哉

シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
東京モデリングアソシエイツ株式会社 代表取締役
CFA協会認定証券アナリスト

一橋大学商学部、カーネギーメロン大学経営大学院卒。外資系コンサルティング会社にて、財務モデリングの専門家として大規模投資に関する投資評価や経営管理支援に従事。石油・LNG (上流/下流) 、太陽光発電、航空機リース、発電所 (石炭火力/バイオマス) 、素材 (ガラス)、不動産など多くの案件に携わる。 2015年、財務モデリングの専門アドバイザリーである東京モデリングアソシエイツを設立。日本国内における発電所建設からパプアニューギニアにおけるLNG採掘に至るまで、事業投資及びプロジェクトファイナンスを通した投資評価モデルの作成を専門とする。 モデリングを専門とする以前は、クオンツアナリストとして、金融工学を用いた機関投資家向けの調査レポートの執筆にも従事。


カリキュラム

第1回 プロジェクトファイナンス概観
  1. プロジェクトファイナンス概観
    ・市場規模・変遷
    ・邦銀の取り組み状況
    ・日本企業の取り組み状況
    ・PFの特徴
    ・ライフサイクル
    ・利用理由
    ・類型(電力型/資源型他)
    ・沿革
    ・関係者
    ・デフォルト率

  2. プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング
    ・スポンサーリスク ・完工リスク ・埋蔵量リスク
    ・原料・燃料調達リスク ・操業リスク
    ・技術リスク ・販売リスク
    ・金利・為替リスク ・キャッシュフローリスク
    ・環境リスク ・災害リスク
    ・カントリー(政治)リスク
    ・レンダーの取るリスク、取らないリスク
第2回 プロジェクトファイナンス管理
  1. プロジェクトファイナンスのキャッシュフロー分析概観
    ・目的
    ・分析手法
    (DSCR、IRR/NPV、Sensitivity分析、Breakeven分析)
    ・限界リスクの種類

  2. 輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス
    ・輸出金融
    ・OECDガイドライン
    ・実例
    ・ECAとの協働、他

  3. カントリーリスクとプロジェクトファイナンス
    ・戦争・革命事例
    ・国営企業による契約不履行事例
    ・収用事例
    ・為替事例
    ・対応策、他

  4. 交通インフラ向けプロジェクトファイナンス
    ・実例、外部経済、需要リスク
    ・土木工事
    ・新興国の為替問題、他
第3回 プロジェクトファイナンス管理
  1. ポートフォリオ管理
    ・プロジェクトサイクル概観
    ・クロージングから案件管理へ
    ・案件管理業務と格付レポート
    ・ポートフォリオレビュー

  2. 問題発生から回収までのプロセス
    ・早期問題発見と不履行への対応
    ・不良債権回収チーム組成、戦略策定、回収プロセス
    ・自社の立場と他ステークホルダー

  3. 不良債権回収業務での留意点
    ・契約・担保・法制度
    ・会計と税務
    ・外部専門家と回収費用
    ・不良債権の売買
    ・株式・出資金

  4. 不良債権回収の実践
    ・債務リストラ/資産売却/訴訟・仲裁・示談による回収
    ・ローン売却による不良債権処理
    (参考)不良債権回収のケーススタディ
    ・建設遅延と政情不安
    ・政府と民間事業者の関係悪化
    ・政治体制移行後の混乱と不備な法制度

第4回 財務モデリングの構築理論

・サンプルケースの紹介
・Excel に取りかかる前に決めるべきこと
・Template Model の使い方
・Excel 内の構造フローおよびシート属性ルール
・財務諸表におけるアウトプット項目の決め方
・財務モデルにおける計算の設計手法実務

第5回 財務モデリングの構築実務

・財務モデル内での計算・表記ルールとは
・なぜフォーマットはそんなに重要か
・時系列データおよび定数の使い分け
・計算モジュールとは
・Excel 内での計算実装方法
・期間フラグおよびイベントフラグの使い方および作成方法
・財務モデル作成演習

第6回 プロジェクトファイナンス実践応用コース シグマ1級検定試験

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

重要な注意事項

本コースでは、欠席者に対するDVD配布は行いません(講義資料、Excelデータは配布いたします)。
したがって、万が一欠席される場合は、同僚の方などの代理出席を強くおすすめします。

お申込みに関する注意事項

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