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不均衡発展の60年 低収益経営システムの盛衰と新時代の幕開け

井手正介
東洋経済新報社
A5判 297頁 2005年11月発売
本体 3,400円  税込 3,740円  国内送料無料です。
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企業収益と資本コストから読み解く新しい日本経済論

1990年までの高成長、1990年代の長期停滞、2002年以降の回復を「株主資本利益率(ROE)」を縦軸に統一的に分析。

低収益経営を支えてきた銀行中心の金融システムが破綻し、これまでのように収益を伴わない設備投資に支えられた労働装備率の持続的上昇は期待できなくなった。となると、今後の鍵を握るのは、資本生産性の上昇以外にない。わが国大企業は収益性を犠牲にした規模拡大経営に歴史的な決別を告げ、収益性、効率性を重視した経営へと本格的に転換しつつある。(本文より)

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