銭の戦争 第二巻 北浜の悪党たち

父親から勘当を言い渡された享介は、東京を出て京都の禅寺に養子に入り、“実王寺狂介”と名を変えた。修行を終えた後、商売の本場・大阪で、北浜銀行の創立に剛腕を発揮した岩下清周、野村證券の創業者・野村徳七ほか金融界で活躍する相場師たちと出会う。そんな折、狂介にとって史上最強の敵となる、相場師界の大策士・天一坊が現れて――。伊藤博文暗殺に揺れる明治末期の日本で、天才帝大生の壮烈な〈銭〉の戦いを描く大長篇、第二弾。

そのほかのお薦め

この商品の著者による商品一覧: 波多野聖

トップページへ