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ジェニー・ハリントン/長岡半太郎/藤原玄 米国高配当株投資入門 インフレや景気後退時期にも安定的な収入を得る

米国高配当株投資入門 インフレや景気後退時期にも安定的な収入を得る

ジェニー・ハリントン, 長岡半太郎, 藤原玄
パンローリング
四六判 224頁 2026年6月発売
本体 2,800円  税込 3,080円  国内送料無料です。
この商品は 本日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
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どんな市場環境を乗り切れるだけのインカムを確保!
“引退後の2000万円問題”解決策

引退に備えた貯金から収入を生み出せ!

本書は、信頼できる安定した収入源を生み出すための有配株からなるポートフォリオの構築方法に関する決定版である。

配当は、超富裕層から、引退に備えて熱心に貯金をしている現実的で勤勉な労働者まで、あらゆる人々の信頼できる収入源となっている。有配株のポートフォリオは、税務面で有利なだけでなく、将来にわたって安定的に増大し、インフレにも打ち勝っていけるインカムをもたらす。投資家に求められるのは楽しい知的作業だけである。

本書では、読者はマイナス面のリスクを減らし、将来安定した配当収入を確保するための銘柄を徹底的に調査する方法を学べる。そして、業界やセクターだけでなく、企業のスタイルの面でも適切に分散され、きちんと整理されたポートフォリオを構築し、管理する方法を学ぶことができる。また、読者は自分たちのポートフォリオの正当性と、インカムを生み出す能力を維持しながら、予期しないインフレ、避けることのできない減配、景気後退などのネガティブサプライズを乗り切る方法を学べるだろう。

著者は配当インカム投資を行う顧客たちの知見や経験を公開している。そうすることで、読者を、懸命に働き、責任をもって貯蓄し、配当インカムを用いて経済的なストレスなく幸せに人生を送る志を同じくする現実の人々の世界へと誘っている。

本書への賛辞

「ジェニー・ハリントンは投資家に素晴らしい贈り物を提供してくれた。それは配当投資のお手本となるようなものである。何十年にもわたり投資家として成功しているハリントンが、株によってポートフォリオの利益と信頼できるインカムを獲得する秘訣を明らかにしている」――レベッカ・パターソン(投資ストラテジスト兼エコノミスト)

「ハリントンは少しの資本増価と、リスク調整後の配当に喜びを感じている。投資に行き詰まっている人や引退後に不安のある人は本書を読み、学ぶべきである」――ローベン・ファルザド(公共ラジオ「フル・ディスクロージャー」司会兼『ホテル・スカーフェイス』著者)


著者紹介

ジェニー・バン・ルーベン・ハリントン(Jenny Van Leeuwen Harrington)
コネティカット州ニュー・ケイナンを拠点とするインカム重視のブティック運用会社ジルマン・ヒル・アセット・マネジメントの最高投資責任者。また、同社のフラッグシップとなる配当インカム戦略のファンドマネジャーを務め、ファンド設定当初から運用を担当し、この立場で、年5%以上の配当利回りを生み、資本増価を達成することを目標とした株式ポートフォリオを担当している。配当投資の専門家として名高く、ウォール・ストリート・ジャーナルやバロンズなどの主要な経済紙誌でよくその発言が報道されるとともに、CNBCのザ・ハーフタイム・リポートのレギュラーコメンテーターでもある。

目次

監修者まえがき
序文
まえがき チャールズ・D・エリス
はじめに

第1部 配当投資の理論
第1章 配当とは何か
第2章 安心感
第3章 どのような企業がどのような理由で配当を支払うのか

第2部 配当投資の実践
第4章 スクリーニング
第5章 配当を支払う企業を調査する
第6章 配当株のポートフォリオを構築する
第7章 減配に対応する
第8章 売りの規律

第3部 人々と株式のケーススタディー
第9章 何よりもインカムを求めるビル
第10章 ナショナル・リテール・プロパティーズ
第11章 キャロルはブローカーに「損はできない」と言った
第12章 H&Rブロック
第13章 ラリーとロリ、そしてアウターバンクス・レンタル・プロパティー
第14章 エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ
第15章 二人のシェリー
第16章 アドバンス・オート・パーツ
第17章 正反対の性格のヘンリーとマリーアン
第18章 数多くの苦悩とバリュートラップに関する短編――ニューヨーク・コミュニティー・バンク、ルーメン、チェロキー


監修者まえがき

本書は、ブティック系資産管理会社ジルマン・ヒル・アセット・マネジメントのCEO(最高経営責任者)であるジェニー・バン・ルーベン・ハリントンによる『Dividend Investing』の邦訳で、米国高配当株投資の手法と実際を平易に解説したものである。

一般に、事業活動で得られた利益は、再投資されるか、自社株買いに使われるか、あるいは株主に配当として還元される。純粋な経済合理性を考えれば、配当は本質的な問題ではない。むしろ課税や再投資の手間を考慮すれば、ノイズであるという見方さえある。

だが、本書が示すように、配当のような定期的インカムは投資家に安心感をもたらし、その精神的余裕が短期的な価格変動に振り回されない長期投資を可能にする。これは投資の成否を左右する要諦である。投資の世界では、長くポジションを維持できる者ほど有利であり、それを支えるのがボラティリティの抑制とキャリーである。

人間は本質的に不安を抱えて生きる存在だ。現代ではプレカリティとして知られるこの存在論的不安は、仏教では古くから苦(ドゥッカ)として認識されてきた。週刊文春誌上で長く人生相談を受けてきた将棋の第五一期名人・米長邦雄は、「人の悩みなど、突き詰めれば人間関係の悩み、金の悩み、病気の悩みの三つしかない」と喝破したが、投資における失敗の多くも、射幸心や欲望よりこの人間の根底にある不安に起因している。

それが想像以上に危険なのは、多くの金融商品がその不安に付け込む形で売られているからだ。それらは不安を解消するかのように見せて、その実は錯覚にすぎない。解決には、自分の弱さを認め、それを補う仕組みを主体的に講じるしかなく、その現実的な解の一つが高配当株投資のような「キャリーがプラス」の投資である。(続きを読む

はじめに

「知識への投資が最高の利息を生む」――ベンジャミン・フランクリン

私はドットコムのにわか景気が始まり、エネルギッシュなヘッジファンドが爆発的に増えた時期に投資のキャリアを歩み始めたので、どんな犠牲を払ってでも野心的なハイテクのグロース投資家になるべきだと思っていた。

すぐに投資の魅力と難しさに魅了されたが、経済的に不安定な家で育ったので、攻撃的なまでのリスクテイクに急激な吐き気を覚えた。2001年、ふとしたことから配当投資に出合ったとき、私は自分の心の奥底に響く戦略だと思った。つまり、安心かつ明確で安定した配当収入が、自分が投資で成功するために必要な自信を与えてくれたである。気まぐれな株式市場で何が起ころとも、配当がもたらす一連のインカムは投資口座に着実に振り込まれ、毎月信頼できる収入源になることを知って力づけられたのだ。(続きを読む

(ウィザードブックシリーズ381)

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