これは古本です。
＜「訳者あとがき」より抜粋＞
処女作『ライアーズ・ポーカー』で世界を騒がせ、笑わせ、うならせた新世代ジャーナリスト、マイケル・ルイスの第2作『マネー・カルチャー』をお届けする。これは、ソロモン・ブラザーズ在職中の1986年から、退職後、一躍ベストセラー作家の仲間入りをし、取材で世界を飛び回るようになった1991年にかけて、マイケル・ルイスがいろいろな新聞・マガジンに発表した文章を集めたものだ。(中略)『ライアーズ・ポーカー』で見せた才気とウィットに加えて、この『マネー・カルチャー』には、作者の冷徹な倫理観、そしてバランス感覚が、より素直な形で出てきているように思える。旧弊主義を正面からばっさり斬ったかと思うと、かえす刀で、ハーバードの能天気なスノビズムをなで斬りにする、といった具合。
マイケル・ルイス/東江一紀 文藝春秋
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