バリュー投資アイデアマニュアル [第2版]
Veteran's choice:
★☆☆
ジョン・ミハルジェビック,
長岡半太郎,
井田京子
パンローリング
A5 400 pages, released in May. 2026
3,080 yen (including tax 280 yen)
, Free shipping fee to Japan.
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副題: 得意分野を見極めるための戦略の宝庫
あなたに合ったバリュー投資法が見つかる!
実に多様で多彩なバリュー投資!
ウィザードブック史上、日本株への言及が最大
著者が編集長を務める「MOI(ザ・マニュアル・オブ・アイデア)」は、世界の一流投資会社やマネーマネジャーにとって最先端のリサーチとアイデアを得るために欠かせない情報源であり、購読者リストはさながら金融業界の著名人の名簿になっている。MOIは、世界のトップマネーマネジャーのためにアイデアを収集・選別し、有望なものだけを絞り込んでくれる「じょうご」であり、一流バリュー投資家が大きな利益につながるアイデアを生み出すときの考えの一端をうかがい知ることができるものにもなっている。
第2版の本書も、最高のバリュー投資のチャンスを見つけ、分析し、実行するための実績ある枠組みを読者に惜しみなく公開している。ウォーレン・バフェット、ハワード・マークス、ジョエル・グリーンブラットといった100人以上に上るトップファンドマネジャーへのインタビューに基づき、超一流のバリュー投資家の多彩な考え方を初心者にも分かりやすい形で書かれている。ぜひ、自分に合う投資法の基礎となるものを見つけだしてほしい。
本書の内容は以下のとおり。
- バリュー投資の魔術師が安くて良い株を探すためのさまざまな方法。ベンジャミン・グレアムの「しけモク」戦略やジョエル・グリーンブラットの「魔法の公式」など。
- そのほかのテクニック。隠れた投資を持つ会社への投資、小型株や超小型株投資、イベントドリブン投資、スタブ株投資、海外でのバリュー投資など。
- アイデア創出アプローチの利用と誤用に関する掘り下げた議論と投資候補に問うべき重要な質問。
- 投資の重要な教訓を明確にし、独自のアイデア創出を具体的に示すリアルタイムのケーススタディー。
- 世界中のトップファンドマネジャー100人以上との新たな独占インタービューから得た知恵と洞察とアイデア。
- 主要な概念を明確にし、本書の内容をより利用しやすくする新しい図表。
素晴らしいアイデアは投資の生命線であり、本書もそのことに注力している。本書を読み、自分だけの新しく、収益性の高いバリュー投資法を編み出してほしい。
本書への賛辞
「多くの投資本には、重要な最初のステップである調べる価値のあるアイデアの見つけ方が書かれていない。ミハルジェビックは、世界屈指の投資家たちから得た知恵を、投資アイデアを生み出すための実用的で再現可能な枠組に凝縮した。バリュー投資戦略を掘り下げた本書は、魅力があるのに見過ごされがちな多くの分析候補を常に持っておくためのツールを与えてくれる」――ロバート・E・ロボッティ(ロボッティ&カンパニー・アドバイザーズ社長兼最高投資責任者)
著者紹介
ジョン・ミハルジェビック(John Mihaljevic)
MOIグローバルの会長兼Latticework.comの編集責任者で、CFA(公認証券アナリスト)。MOIグローバルは招待者限定のイベントや会員向け出版物を通じて、生涯学習への情熱を持つ知的な投資家のコミュニティーを育成している。2005〜2016年までプライベート・パートナーシップのミハルジェビック・パートナースLPを運営し、バリューインベスター・クラブの最優秀投資アイデア賞の受賞経験もある。デビッド・スウェンセン・イェール大学CIO(最高投資責任者)の下で資本配分の訓練を受け、ノーベル賞受賞者ジェームズ・トービンの研究助手を務めた。スイスのチューリッヒ近郊に在住。
目次
監修者まえがき
第1版のまえがき トーマス・S・ゲイナー
第2版のまえがき ガイ・スピア
序章
第1部 考え方
第1章 資本配分者としての自覚を持つ――資本を最も適切な場所に配置する
パッシブ投資とアクティブ投資
資本配分者の役割
オーナーとしての考え方
銘柄選びの枠組み
本章のポイント
第2章 逆から考える、常に逆にしてみる――勝つためにはまずゴールする
大衆に従う
破綻さえしなければ……
エルゴード性――終わりなきゲームで勝つ
エントロピー――熱力学の教訓
本章のまとめ
第2部 アイデアの創出
第3章 ベンジャミン・グレアム式の割安株――純資産価値が明確なのに大幅に割り引かれているもの
その方法はなぜうまくいくのか
グレアム流投資の利用と誤用
グレアム流割安株を探すためのスクリーニング
スクリーニング後にディープバリューの投資候補を絞り込む
グレアム流割安株を見極めるために正しい質問をする
本章のまとめ
第4章 サム・オブ・ザ・パーツ――複数の収入源がある会社への投資
その方法はなぜうまくいくのか
見過ごされがちな資産を持つ会社への投資――利用と誤用
複数の資産を持つ会社のスクリーニング
スクリーニング後に隠れ資産を探すための実績ある方法
隠れ資産を持つ会社について正しい質問をする
本章のまとめ
第5章 複利成長企業とGARPとグリーンブラットの魔法の公式
その方法はなぜうまくいくのか
安くて良い会社への投資――利用と誤用
安くて良い会社を探すスクリーニング
スクリーニングのあとに――どこまで改善できるのか
グリーンブラット式の割安な会社に関して正しい質問をする
本章のまとめ
第6章 ジョッキー株――素晴らしい経営陣とオーナー経営者と「アウトサイダー」と優れたCEOとともに利益を上げる
その方法はなぜうまくいくのか
ジョッキー株への投資――利用と誤用
ジョッキー株のスクリーニング
スクリーニングのあとに――素晴らしい経営者のリストを作る
経営者に関して正しい質問をする
本章のまとめ
第7章 スマートマネー――スーパー投資家のポートフォリオからチャンスを見つける
スーパー投資家がスーパーなのには理由がある
スーパー投資家のまね――利用と誤用
スーパー投資家が所有している会社のスクリーニング
バフェット村のスーパー投資家
スクリーニングのあとに――スーパー投資家はその会社のどこに魅力を感じたのか
本章のまとめ
第8章 原石――注目されていない小型株と超小型株のチャンス
その方法はなぜうまくいくのか
小型株への投資――利用と誤用
有望な小型株や超小型株のスクリーニング
スクリーニングのあとに――それ以外の魅力ある小型株や超小型株を探す方法
小型株の見通しに関して正しい質問をする
本章のまとめ
第9章 スペシャルシチュエーション――イベントドリブン投資のチャンスを探す
なぜその方法はうまくいくのか
スペシャルシチュエーション投資――利用と誤用
スペシャルシチュエーションを探し出す
スペシャルシチュエーションに関して正しい質問をする
本章のまとめ
第10章 スタブ株――レバレッジの高い会社への投資や投機
その方法はなぜうまくいくのか
スタブ株への投資――利用と誤用
スタブ株のスクリーニング
スクリーニングのあとに――悪徳弁護士もどきの手法
スタブ株に関して正しい質問をする
本章のまとめ
第11章 グローバル投資――自国以外で価値を探す
その方法はなぜうまくいくのか
海外株への投資――利用と誤用
海外株のスクリーニング
スクリーニングのあとに――地域の専門家に便乗する
外国の株に関して正しい質問をする
本章のまとめ
参考文献
監修者まえがき
本書は、ジョン・ミハルジェビックが主宰するMOIグローバルの知見を基に、代表的なバリュー投資の手法を整理したガイドブックである。初版の邦訳刊行から12年を経て、今回改訂版として再び世に問われることとなったが、その有用性はいささかも変わらない。
バリュー投資とは、まず投資対象の「価値」を見極めることから始まる。それを市場の評価である「価格」と照らし合わせ、その乖離に基づき判断を下すのである。しかし、本書が示すように、価値の測り方は一意ではない。投資対象や手法によって、その評価法は驚くほど異なり、さらに重要なことに、投資家ごとに導き出される価値は本来異なるのである。
投資はあくまで目的をかなえるための手段にすぎない。手段は目的から逆算されるのが必定であり、人によって目的が異なる以上、価値判断もまた個々に異ならざるを得ない。
例えば、将来のマイホーム取得を願う者にとって、REITや不動産関連株は、不動産価格に連動する手段として高い価値を持つ。また、海外移住を夢見る者ならば、居住希望国の通貨や資産が価値を持つだろう。あるいは、病や障害を抱え働くことが困難な人であれば、インフレ耐性があり定期的なインカムを生む資産こそが、ほかには代えがたい価値となる。他人の目には無価値に映るものでも、自身の目的という文脈においては、そこに確固たる価値が存在するのである。
第1版のまえがき(トーマス・S・ゲイナー)
私は、投資家として最も価値ある行動は読書だと思っている。私は小さいころから読書が好きで、そのように育ててくれた両親に感謝している。チャーリー・マンガーも、最高の投資とは本を読むことだと書いている。ほんの何ドルかで、著者があなたのためにその本を書くに至った何年もの経験を手に入れることができるからだという。まったく同感である。
本書を勧める理由は、投資の技能について体系的に考えるための洞察とモデルと手法を与えてくれるからである。みんな良いバリュー投資家になりたいと思っているが、ツールや手法は人によって違う。しかし、私たちは常に学び、新しいことを取り入れながら向上していくことができるし、そうすべきだろう。
第2版のまえがき(ガイ・スピア)
私がバリュー投資家として歩み始めてから四半世紀余りが過ぎた。この間に、バリュー投資に関する文献は飛躍的に増えたことは、この分野の真価と成熟を反映している。
1990年代半ばに、意欲的なバリュー投資家の必読書は限られていた。ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』(パンローリング)、フィリップ・フィッシャーの『株式投資で普通でない利益を得る』(パンローリング)、ピーター・リンチ、ジョエル・グリーンブラット、セス・クラーマンなどの名著、あとはバフェットとマンガーの株主への手紙くらいだった。これらの文献が、投資の原則と実践を理解するための貴重な洞察を与え、しっかりとした基礎を築いてくれた。
しかし、今日では幸運にも選び切れないほどたくさんの本が出版されており、さまざまな視点やアプローチを網羅した優れた本が大量にある。プラク・プラサドやサイモン・コールドの本のように新しくて強力な分析ツールを教えてくれるものもあれば、ウィリアム・グリーンの素晴らしい本のように偉大な投資家の体験から幅広い人生の知恵を伝えているものもある。
とはいえ、このような豊富な選択肢にも問題はある。膨大な本のなかから本当に役に立つアイデアをどうやって選べばよいのだろうか。その答えとして、ミハルジェビックの本書以上に優れた案内役はないと思う。この本は、時の試練に耐え、世界の偉大な投資家たちの手法を詳細に示した権威ある指南書として確固たる地位を築いている。
(ウィザードブック380)
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