〜めざせヘッジファンド!〜
シカゴ絵日記


 

 

 

1月7日〜9日 フューチャーズ&オプションズ EXPO2000 (3)

 

エキスポでもう1つの発見と言えば、

フロントエンド(+マッチングシステム)のテクノロジー会社が目立ったことだろう。

フロントエンドについては、フューチャーズ日本版12月号に記事が載る(と思う)。

 

自分が把握しているだけでも11社があった。

例えば、Easy Screen社、GL Trade社、patsystems社、Trading Technologies社、Yes Trader社など。

要は、取引所の付け合せシステムにアクセスするためのソフトのことだが、

各社それぞれ、その利便性を宣伝している。

失敗したのは、こうしたベンダー各社の写真を撮るのを忘れていたこと。大失敗。

 

少ないクリック回数で注文を主要取引所に送ることができる。

板のカストマイズもできる。上下10本ぐらいが余裕で見られる。

こうしたフロントエンド画面を、個人投資家がネットウェブ上で簡単に利用できる日も、

案外早いかもしれない。

 

 

  

 

写真左はOMテクノロジー社のブース。

どことなく化粧品屋さんを感じさせるセンスのよさ。さすが北欧?

OMテクノロジー社は、スウェーデンを本拠とするOMグループのIT部門として、

世界各国の取引所にシステムを納入している。

ウリは、メンテナンスの速さとシステムの安さなのだそうだ。

 

IT会社がストックホルム取引所と1998年に合併、OMグループとなる。

傘下には、取引所部門、IT部門と

Jiwayという6000以上の欧米の銘柄が上場する完全電子証券取引所がある。

ヨーロッパの第3勢力がどのような展開をするのか興味深い。

ちなみに、ドイツ証券取引所とロンドン証券取引所(LSE)の合併に際し、

LSEの敵対的買収案を申し出ている。

 

 

 

会場を動き回っていたCQG君(正式名称不明)。

どういう仕組か知らないが、会話もする。

操作していたお姉さんが、とっても美人。

 

 

 

 

写真左が東京穀物商品取引所のブース。自分も猫の手になる。

みやげ物が来客に大好評で、死ぬほど忙しかった。

写真右はTIFFE(東京国際金融先物取引所)のブース。こちらも福引に長蛇の列。

また日本勢は、東京工業品取引所と東京証券取引所が参加。こちらも大人気。

けっこうブースごとに、取引所のカラーが出ていたのが印象的。