相場で負けたときに読む本　真理編

この本は相場で勝つための本である。負けた時の反省を整理して負けを少なくするための本である。今まで勝つ方法の本をいく度も読んで学んだが、絶対と言える本は無かった。自分の経験を整理して学ぶことが、相場に勝つ方法である。（M.N 様 60代）

帯を見ると、10年以上勝ち続けてきた現役トレーダーが相場の 真理を詩的に紹介。と書かれています。そのとおりに、簡潔に 、わかりやすく書いてありますので、読みやすいと思います。 内容としましては、相場をするにあたっての心構えが書いてあ ります。具体的な売買手法は出てきません。しかし、具体的な 売買手法がでてこなくても、この本は、十分に読む価値がある と思います。

本の中で、よく初心者トレーダーと上級トレーダーとの比較が でてきます。この対比がとてもわかりやすくてよいです。しか し、まったくの相場を始めたばかりの初心者には、書いてある 内容は、おそらくピンとこないのではないでしょうか。実際に 相場を経験した人のほうが、書いてある内容をより理解できる のではないかと思います。

具体的な記述箇所としましては、「トレーディングという職業 では、真の自由を得る代償として、すべての行動に責任を持た なければなりません。」自由と責任、これは表裏一体のものと なっているということが書かれてあります。もし、専業の相場 師になるとしたら、自由の裏には、自分の行動に責任を負わな くてはならないことを肝に銘じていかなくてはならないなと思 いました。

ほかには、トレンドラインの話や、ドテンの話などが参考にな りました。

あとがきを見ると、筆者は、裁量トレーダーからシステムトレ ーダーへと変身したようすが書かれてあります。しかし、本の 内容としては、裁量トレーダー、システムトレーダー、両方に とって参考になると思います。

(bblue 30代 会社員)

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