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 ピット・ブルマーティン・"バジー"・シュワルツ著 パンローリング
マーケットの魔術師の一人であるマーティン・シュワルツの自伝。これは面白い。相場書としてよりも、むしろ純粋に読み物として楽しめる。
 なにしろ全部実話なのだから、全編にわたって読み所はたくさんあるが、
 私が個人的に面白かったのは、シュワルツがヘッジファンドを組成してからである。
 ここには私が個人的に知っている人物達も登場して、ファンドビジネスの裏側
 とでも言うべき実態を見せてくれている。
 シュワルツがその運用や、顧客に対する対応に苦慮するところなどは、
 私もいやと言うほど実体験があるだけに、身につまされるものがあった。
 ほとんどのCTAが口にするように、運用の技術と営業の才能とは必ずしも
 相容れないものだと言えようか。
 ともあれ、読んで非常に共感を覚え、勇気付けられた1冊です。
 
 
私は今 おもな投資対象としてEQUITY MARKETに携わっている。その投資収益を向上させるのに役立てばと思い この本を手に取った。
 
まずこの本の作者であるシュワルツが何度も繰り返し述べていることは 
1 ハードワーク 2 どう・何をどのように考えるか?
 3 緊急時にいかに対処するか?
 4 資金管理
 
以上の4つを繰り返し何度も述べている。シュワルツがこの本をしるすことによって読者に伝えんとしていることは、
MARKETに携わるものにとってこの4つのことがいかに大切なのかを
伝えたかったのではないかと感じた。
 彼は常にハードワークを怠らず、向上心を持って常に上へ上へと
突き進んできた。
このハードワークこそが彼の成功の秘訣なのだろう。
 われわれも相場に挑む際に、片手間で手がけているとすぐに足元を
すくわれ、手持ちの資金をあっという間に半減させることになる。
真剣に取り組むことの出来ない者は、INDEX FUNDにコツコツ投資
していくことが財産を気づくのに一番ではないのか?と感じた。
 また彼はMARINEへ入隊し、訓練を受けているため 緊急時にいかに
対処し行動するかということの大切さを理解している。
 こういった経験はわれわれには望むべくもないが、緊急時にいかに行動
出来るかによって、PROFITを守れるかの境目となるであろう。
 一番危険なのは、緊急時に足がすくんで動けなくなることだと彼は言う。
相場を手がける際に、その銘柄について完全に調べ上げ、その分析結果が
自らのトレードスタイルにマッチするものだけをトレードできれば、相場が
AGAINSTにふれたとしても、呆然と立ちすくむことなく自らが設定した
ロスカットを執行できるのではないか?
 
以上のようなことを私がこの本を読了して感じた。身近に相場について相談できる師がいる恵まれたものは別にして
このようなマーケットのWIZARD達の本を手にとり、自分のトレード
スタイルを組み立てる上で参考になるであろう。
 彼の伝えたかったことを考え 行動できるようになれば 投資収益は
確実に向上するであろう。
 
 
 
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