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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/06 12:13, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):ニチレイ、ダイヘン、ソフトフロンなど*12:13JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ニチレイ、ダイヘン、ソフトフロンなど武蔵精密<7220>:3000円(-150円) 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は38.1億円で前年同期比4.4%減となった。国内やアジア四輪生産の低下が減益要因だが、ほぼ市場予想線上での着地となった印象。一方、HSCの出荷予定が顧客理由により従来の第3四半期予定から後ろ倒しとされたことは警戒材料につながっているもよう。通期計画は210億円で前期比6.5%増は据え置きだが、過度な上振れ期待はやや低下する状況にもなっているようだ。 ニチレイ<2871>:1664.5円(-162円) 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は86.9億円で前年同期比8.9%減となり、100億円程度の市場予想を下回っている。加工部門が価格改定の遅れから主な減益要因となり、計画も下振れたとみられる。原材料コストの上昇なども想定以上であったもよう。通期予想は450億円、前期比17.4%増を据え置いているが、足元の消費環境からも、下振れが懸念される状況に。 クボタ<6326>:1771円(+116円) 大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は814億円で前年同期比22.0%減となり、通期予想は従来の2800億円から2200億円、前期比30.3%減に下方修正している。通期コンセンサスは2500億円程度であり、予想以上の下方修正幅の大きさと捉えられている。ただ、前日は売り一巡後に下げ渋り、本日は買い優勢の展開。前日に石破首相はコメの「増産にカジを切る」と政策転換を表明、農業の機械化進展に対する期待感が優勢にも。 JX金属<5016>:961.8円(+76.8円) 大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は296億円で前年同期比21.8%増となり、市場予想を70億円ほど上回る着地になっている。通期予想は従来の950億円から1100億円、前期比2.2%減に上方修正。また、年間配当金も従来計画の15円から18円に引き上げへ。米国関税政策や市況前提が想定ほどマイナスに効いていないもよう。依然として前提条件は保守的で、さらなる上振れ期待も残るようだ。 ダイヘン<6622>:7830円(+860円) 一時ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は31.6億円で前年同期比3.5倍の水準となっている。据え置きの上半期計画50億円、同1.3%減に対する進捗率は63%に達しており、業績上振れが意識される状況のようだ。、電力インフラ関連・半導体関連投資が堅調に推移しているもよう。また、「SI効率化と多彩なロボットシステムの創出を実現する共創基盤開発」がNEDO公募事業に採択されたとも発表している。 フォースタ<7089>:2051円(+400円) ストップ高。26年3月期第1四半期(25年4-6月)の営業利益を前年同期比168.8%増の2.12億円と発表している。人材紹介サービスで選考プロセスに進む求職者数が増加し、内定承諾者数や入社数の増加に寄与した。単価が高水準を維持したことも大幅増益に貢献した。通期予想は前期比43.5%増の6.50億円で据え置いた。進捗率は32.6%に達しており、第1四半期の好スタートが評価されているようだ。 BTM<5247>:886円(+150円) ストップ高。Amazon Web Servicesの生成AIサービス「Amazon Bedrock」及びエージェント構築支援サービス「Strands Agents」を活用し、AIエージェントシステムを構築して運用業務の効率化を実現したと発表している。システム調査工数削減の取り組みの一環。AIエージェントシステムの導入により、システム調査時に発生していたコミュニケーションコストを95%削減することに成功したとしている。 ソフトフロン<2321>:174円(+43円) 年初来高値。新たにAIデータセンター事業及びクリーンエネルギー事業を開始すると発表している。AIデータセンター事業の基盤確立に向け、事業パートナー候補との連携や協議を深化させており、これまで蓄積したAIデータセンター開設に関する建設工事及び周辺業務のノウハウを活用し、関連業者向けのコンサルティング業務を開始する。業績に与える影響については、現在精査中としている。 《ST》 記事一覧 |