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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/10/15 11:38, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):MDV、ラクトJPN、メルカリなど*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):MDV、ラクトJPN、メルカリなどラクトJPN<3139>:3445円(-585円) 大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計経常利益は49.1億円で前年同期比41.0%増となっているが、6-8月期は10.8億円で同11.8%減と減益に転じる格好となっている。第3四半期に入って、最終製品の値上げの影響で一部の乳原料やチーズ、豚肉関連商品の販売が伸び悩んだほか、為替差損の増加なども響く形に。上半期決算発表後に株価は上昇し、その後も高値圏での推移が続いていた中、マイナス視する動きが強まっている。 MDV<3902>:460円(-86円) 大幅続落。前日に25年12月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の26億円から4.9億円にまで下方修正。データ利活用サービスの売上高が当初想定を下回る見通しであるほか、クラウド型健診システム「アルファ・サルース」において、導入設置活動に時間を要し期初計画から遅延していることなどが背景。上半期までの低進捗から業績下振れは織り込まれていたとみられるが、修正幅の大きさがネガティブなインパクトにつながる。 IDOM<7599>:1153円(+58円) 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は84.9億円で前年同期比15.8%減となったが、10月10日に下方修正を発表済み。今回、年間配当金計画を従来の40.63円から37.35円に引き下げているが、業績連動型配当を行っていることで、業績下方修正時点で減配は想定済みとみられる。通期営業利益予想は201億円、前期比1.1%増も先の下方修正時点から据え置いており、短期的な悪材料出尽くし感につながっているようだ。 メルカリ<4385>:2329円(+244.5円) 大幅反発。スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」を12月18日で終了することを発表している。6月には登録者1200万人を突破していたが、アックティブユーザー数や勤務実績などが低調で、25年6月期は58億円の営業赤字であったもよう。会社側では27年6月期に収益改善を見込むとしている。24年3月にサービスを立ち上げたばかりであるが、不振事業撤退の速断をポジティブに評価する動きが先行している。 イオン<8267>:2039円(+160.5円) 大幅続伸。8月22日につけた実質的な高値水準を更新している。前日に第2四半期の決算を発表、6-8月期営業利益は618億円で前年同期比21.7%増となり、600億円程度の市場予想を上回っている。小売り事業やデベロッパー事業が大幅増益を牽引する形となっとぃるもよう。なお、ツルハHD連結化の影響などは織り込んでおらず、通期予想は2700億円、前期比13.6%増を据え置いている。 タイミー<215A>:1412円(+123円) 大幅に3日ぶり反発。メルカリ<4385>がスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」を12月18日で提供終了すると発表し、買い材料視されている。タイミーはスキマバイトアプリの企画・運営・開発を行っており、競合が撤退することで市場シェアが拡大するとの期待から買い優勢となっている。前日までの大幅続落を受け、押し目買いが入っていることも株価上昇の要因となっているようだ。 エコモット<3987>:470円(+40円) 大幅に3日ぶり反発。26年8月期の営業利益予想を前期比12.9%増の0.56億円と発表している。連結子会社の売却で営業利益が改善するほか、積極的な共創事業・コストコントロールで収益性が向上するとしている。25年8月期の営業利益は、配筋検査ARシステムや現場作業員の体調管理ソリューションの拡販が奏功して567.0%増の0.49億円となり、会社計画(0.33億円)を上回った。 propetec<5527>:763円 カ - ストップ高買い気配。25年11月期の営業利益予想を従来の16.40億円から20.00億円(前期実績13.62億円)に上方修正している。主力商品である中古マンションの厳選仕入を進めた結果、販売数の増加したほか、売上単価や粗利単価が上昇したため。収益性の高い開発案件の販売も利益を押し上げる見込み。併せて期末配当予想を従来の15.00円から25.00円(前期末実績45.00円。25年8月に1対3の株式分割)に増額修正した。 《ST》 記事一覧 |