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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/11/21 17:23, 提供元: フィスコ 東京為替:ドル・円は軟調、夕方は157円割れ*17:23JST 東京為替:ドル・円は軟調、夕方は157円割れ21日の東京市場で日本の財政懸念による円売りが先行し、朝方に157円54銭まで値を上げた。その後は財務相の円安牽制で円買いが下押しする展開に。また、日経平均株価の急落で円買いが地合いを強め、夕方にかけて156円59銭まで下値を切り下げた。 ・ユ-ロ・円は181円65銭から180円73銭まで下落。 ・ユ-ロ・ドルは1.1524ドルから1.1551ドルまで値を上げた。 ・日経平均株価:始値49,251.26円、高値49,459.59円、安値48,490.03円、終値48,625.88円(前日比1,198.06円安) ・17時時点:ドル・円156円60-70銭、ユ-ロ・円180円90-00銭 【要人発言】 ・高市首相 「経済対策の財源、税収の上振れをなど活用し、不足の部分は国債発行で賄う」 「物価高対応や強い経済・外交、安全保障の実現に対し一定の方向性を示した」 「いかなる事態が存立危機事態に該当するか政府が総合的に判断」 「習国家主席と戦略的互恵関係の推進の方向性を確認、考えに一切変わりない」 「経済対策では、財政の持続可能性に十分配慮」 「経済対策規模は真水で21.3兆円程度を見込む」 「補正後の国債発行額は昨年度の42.1兆円を下回る見込み」 「政府債務残高の対GDP比を引き下げ財政の持続可能性を実現、市場の信認確保」 ・ベッセント米財務長官 「FRBは利下げサイクルを継続すべき」 「FRBはデータを考慮するべき」 「FRBから多くのシグナルが発信され、一部は混乱を招いている」 ・ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁 「12月FOMCでの政策決定、慎重にアプローチ」 「これまでの利下げは妥当、利下げ重ねるごとに次回のハードル高まる」 「インフレに上振れリスク、雇用に下振れリスク 金融政策に慎重な舵取りを」 「依然としてインフレより労働市場にやや懸念」 ・ミランFRB理事 「政策金利を中立水準に近づける必要がある」 ・片山財務相 「足元の動きは一方的、急激で憂慮している」 「過度な変動や無秩序な動きには、必要に応じて適切に対応」 「為替介入も当然考えられる」 ・植田日銀総裁 「円安進行は消費者物価の押し上げ要因になる」 「円安は予想物価を通じて基調的な物価上昇率への影響にも留意」 【経済指標】 ・日・10月全国消費者物価コア指数:前年比+3.0%(予想:+3.0%、9月:2.9%) ・日・10月貿易収支:−2318億円(予想:−2842億円、9月:−2374億円) ・英・10月小売売上高:前月比−1.1%(予想:−0.2%、9月:+0.5%→+0.7%) 《TY》 記事一覧 |