携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 6月3日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/06/06 12:34, 提供元: フィスコ

シュッピン Research Memo(4):2025年3月期も「カメラ事業」が順調に拡大し、業績全体の伸びをけん引

*12:34JST シュッピン Research Memo(4):2025年3月期も「カメラ事業」が順調に拡大し、業績全体の伸びをけん引
■シュッピン<3179>の決算概要

1. 2025年3月期決算の概要
(1) 決算の概要
2025年3月期の業績は、売上高が前期比7.8%増の52,658百万円、営業利益が同1.6%増の3,396百万円、経常利益が同0.7%増の3,368百万円、当期純利益が同13.0%減の2,020百万円と、当期純利益を除いて増収増益となり、過去最高業績を連続更新した。ただ計画に対しては、売上高・各利益ともに下回った。

主軸の「カメラ事業」がECを中心として順調に拡大し、業績全体の伸びをけん引した。女性や若年層など市場の広がりが進むなかで、AI活用によるOne to Oneマーケティングや動画配信を中心とするコンテンツの充実、ポイントプログラムバリューアップ施策が奏功したほか、人気機種の後継機の発売も追い風となった。「時計事業」は2024年7月まで好調であったものの、8月以降は円高基調に伴うインバウンド減少や短期的な為替変動の影響などを受けて軟調に転じ、計画を下振れた。

利益面では、システム強化による運営費や売上高連動に伴う支払手数料など販管費が増加したものの、増収による収益の底上げにより、営業増益を確保した。計画を下回ったのは、「カメラ事業」における一過性の要因※による売上総利益率の低下と、為替変動の影響を受けた「時計事業」の下振れが主因である。営業利益率も6.5%(前期は6.8%)と若干低下した。また、当期純利益のみ減益となったのは、ソフトウェア資産の減損(特別損失)によるものである。

※ AIMDのチューニングに伴う一時的な不安定化によるもの(すでに正常化)。

財政状態については、現金及び預金の増加や「商品」在庫の積み増し、さらにはコンテンツ強化に向けたスタジオ新設、レディースブランドサロン「BRILLER」のフロア拡張などにより、総資産は前期末比12.6%増の18,088百万円に拡大した。特に、成長の源泉となる「商品」在庫については同7.6%増の9,969百万円を確保することができた。自己資本も内部留保の積み増しなどにより同23.0%増の10,167百万円に拡大し、自己資本比率も56.2%(前期末は51.5%)に改善した。一方、有利子負債についても同4.4%増の4,494百万円に増加した。

(2) 売上総利益率及び販管費の状況
2025年3月期の売上総利益率(全体)は、「カメラ事業」における一時的な売上総利益率の低下などがあったものの、利益率の高い「カメラ事業」がミックスの良化により順調に伸びたことでカバーし、前期と同水準(18.7%)を確保することができた。販管費についてはシステム投資に係る業務委託費のほか、売上高連動の販売促進費、クレジット利用手数料などが増加し、販管費率は12.3%(前期は11.8%)と、若干上昇したが、引き続き低い水準を維持している。

2. 事業別の業績
(1) カメラ事業(EC比率:84.6%)
売上高は前期比12.5%増の41,237百万円、セグメント利益は同6.2%増の4,559百万円とECを軸に順調に拡大した。女性や若年層など市場の広がりが進むなかで、AIMDやAIコンテンツレコメンドといったAI活用によるOne to Oneマーケティングや動画配信を中心としたコンテンツの充実、新たに開始したポイントプログラムのバリューアップ※などが奏功した。また、人気機種の後継機の販売も追い風となったようだ。特にYouTubeコンテンツについては、3つの撮影スタジオを自社内に開設したことで制作効率も上がり、新規視聴者数は2ケタ成長が継続したほか、新たに若年層などの視聴者の獲得も進んだ。また、LINE配信数も2022年の強化実施から17倍に伸長した。利益面では、AIMDのチューニングに起因する売上総利益率の一時的な低下があったが、増収がそれを上回り、増益を維持した。結果として、セグメント利益率は11.1%となり、前期(11.7%)からの低下幅は限定的にとどまった。

※ ポイントを使用して購入してもポイントが付与される仕組みに見直した。

(2) 時計事業(EC比率:46.2%)
売上高は前期比7.5%減の10,156百万円、セグメント利益は同1.0%減の439百万円と減収減益となった。2025年7月までは高級機械式腕時計の価格相場が比較的安定して推移したことから、「時計事業」の業績も順調に滑り出したが、8月以降は世界的な株価下落や円高基調に伴うインバウンド減少のほか、短期的な為替変動に伴う影響もあり、計画を下回る減収となった。利益面でも、AIサポートMDの効果を含む利益重視の販売を継続したものの、減収による収益の押し下げにより減益となった。セグメント利益率は7月まで好調だったこともあり、4.3%(前期は4.0%)を確保した。

(3) 筆記具事業(EC比率:73.1%)
売上高は前期比7.7%増の466百万円、セグメント利益は同8.1%増の67百万円と増収増益となった。EC・店舗それぞれが堅調に推移し、売上、利益ともに着実な成長を実現した。

(4) 自転車事業(EC比率:92.8%)
売上高は前期比3.7%増の797百万円、セグメント利益は同58.4%減の19百万円と増収ながら減益となった。免税売上が減少したものの、EC売上は好調に推移し2ケタ成長を達成した。利益面では、新規顧客の開拓を含めた戦略的なモール販売の強化によりモール利用手数料が上昇し、減益となった。

3. グローバル展開
越境ECについては、これまで「カメラ事業」において2017年8月に「Map Camera」にて世界最大級のオンライン・マーケットプレイス「eBay」へ出店したほか、「時計事業」においては「GMT」が2019年5月に世界最大級の高級腕時計マーケットプレイス「Chrono24」、2020年7月には「eBay」にそれぞれ出店すると、2022年には海外向け販売サポートサービス「Buyee Connect」※1を導入し、事業拡大に向けた体制を着実に整えてきた。サービスの質を重視した展開が奏功し、海外において同社のブランドが広く認知されつつある。特に「Map Camera」は、「eBay Japan Awards 2024」※2にて販売実績や顧客満足度などの総合的評価トップのセラーに贈られる「Seller of the Year」を3年連続で獲得した。2025年3月期の越境EC売上高は、「eBay」でオーストラリアへの取扱商品を拡充したことも奏功し、前期比2.5%増の3,368百万円に伸長した。2026年3月期に入ってからは、「eBay」にてカナダ、ドイツへの出店も開始した。米国関税問題の影響が懸念されるなか、欧州での販売強化を狙いとしている。

※1 BEENOS<3328>の連結子会社であるBeeCruise(株)が運営する海外向け購入サポートサービス。
※2 イーベイ・ジャパン(株)が運営する「eBay(イーベイ)」において、上位の販売実績や顧客満足度などを達成した日本のセラー(販売者)を表彰する賞。顧客満足度では約32万件のフィードバック中、99.9%のポジティブフィードバックを獲得中である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


《HN》

記事一覧

  • 2025/06/07 18:10:来週の相場で注目すべき3つのポイント:国際収支、米CPI、G7サミット
  • 2025/06/07 17:48:国内株式市場見通し:日米、米中関税交渉の進展を見極めるべく、上値の重い相場展開が継続の公算
  • 2025/06/07 17:00:株ブロガー・さなさえ:私の厳選『AI関連株』はコレ!人工頭脳の更なる進化に備えましょ♪【FISCOソーシャルレポーター】
  • 2025/06/07 16:32:国内株式市場見通し:日米、米中関税交渉の進展を見極めるべく、上値の重い相場展開が継続の公算
  • 2025/06/07 16:20:国内外の注目経済指標:日本の1-3月期GDP改定値は上方修正の可能性も
  • 2025/06/07 16:19:為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、米中貿易交渉への期待感残
  • 2025/06/07 16:17:
  • 2025/06/07 16:16:米国株式市場見通し:関税政策や金融政策を見極めるべく様子見ムード強まる公算
  • 2025/06/07 16:12:米国株式市場見通し:関税政策や金融政策を見極めるべく様子見ムード強まる公算
  • 2025/06/07 16:07:国内株式市場見通し:日米、米中関税交渉の進展を見極めるべく、上値の重い相場展開が継続の公算
  • 2025/06/07 16:05:
  • 2025/06/07 13:28:英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、英中銀は追加利下げに慎重姿勢
  • 2025/06/07 13:26:豪ドル週間見通し:上げ渋りか、中国経済の先行き不安は解消されず
  • 2025/06/07 13:25:ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECBの利下げサイクル終了の可能性高まる
  • 2025/06/07 13:24:為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、米中貿易交渉への期待感残る
  • 2025/06/07 13:22:国内外の注目経済指標:日本の1-3月期GDP改定値は上方修正の可能性も
  • 2025/06/07 10:00:個人投資家・有限亭玉介:【AI関連】市場拡大で期待される注目株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
  • 2025/06/07 07:48:ADR日本株ランキング〜豊田自動織機などほぼ全面高、シカゴは大阪比220円高の37990円〜
  • 2025/06/07 07:43:米国株式市場は反発、雇用統計を好感(6日)
  • 2025/06/07 07:42:6日のNY市場は反発
  • ■投資ニュース

  • 2025/06/07 18:10:来週の相場で注目すべき3つのポイント:国際収支、米CPI、G7サミット
  • 「決算」ランキング (5/23更新)

    バックナンバー

    たけぞうの50億稼いだ男のメルマガ

    1. たけぞうの50億稼いだ男のメルマガ
    2. 5年で1億貯める株式投資
    3. お金を残せる社長の条件
    4. 株の爆益につなげる「暴落大全」
    5. 会社四季報 2025年3集 夏号


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。