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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/18 18:00,
提供元: フィスコ
18日の香港市場概況:ハンセン1.2%安で続落、中国不動産セクターに売り
*18:00JST 18日の香港市場概況:ハンセン1.2%安で続落、中国不動産セクターに売り
18日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比269.61ポイント(1.12%)安の23710.69ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が100.48ポイント(1.16%)安の8594.19ポイントと続落した。売買代金は1819億2800万香港ドル(約3兆6731億円)に縮小している(17日は2021億4390万香港ドル)。
投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ。中東情勢の緊迫化が警戒されている。核開発を巡るイランとイスラエルの軍事衝突に収束の気配がみられない中、複数の米メディアは17日、トランプ米大統領が米軍によるイランの核施設攻撃を検討していると報じた。トランプ氏は自身のSNSを通じてイランに対し、核兵器の保有につながる濃縮ウラン活動停止に向けた「無条件降伏を要求する」と投稿している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、新興EV(電気自動車)メーカーの理想汽車(2015/HK)が4.1%安、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が3.6%安、旅行サイト中国大手の携程集団(9961/HK)が3.5%安と下げが目立った。
セクター別では、中国の不動産が安い。華潤置地のほか、広州富力地産(2777/HK)が4.2%、遠洋集団HD(3377/HK)が3.9%、中国金茂HD(817/HK)が3.4%ずつ下落した。
中国の保険・証券セクターもさえない。中国太平洋保険集団(2601/HK)が2.1%安、中国人民保険集団(1339/HK)が1.9%安、広発証券(1776/HK)が3.6%安、中信証券(6030/HK)が2.9%安で引けた。
半導体やAI(人工知能)技術の銘柄群も売られる。晶門半導体(2878/HK)が3.4%安、蘇州貝克微電子(2149/HK)が2.6%安、青島創新奇智科技集団(2121/HK)が3.9%安、商湯集団(センスタイム・グループ:20/HK)が1.4%安で取引を終えた。
他の個別株動向では、宝飾小売店チェーンの六福集団(590/HK)が3.2%安。2025年通期決算の4割減益見通しが嫌気されている。
半面、産金セクターは高い。霊宝黄金(3330/HK)が6.0%、山東黄金鉱業(1787/HK)が4.7%、招金鉱業(1818/HK)が1.9%、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が1.7%ずつ上昇した。
本土市場は小反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.04%高の3388.81ポイントで取引を終了した。銀行が相場をけん引。ハイテク、軍需産業、通信なども買われた。半面、不動産は安い。医薬、資源・素材、自動車、保険・証券、消費関株の一角も売られた。
亜州リサーチ(株)
《CS》
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