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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/30 09:38, 提供元: フィスコ 日経平均は69円高でスタート、フジクラやJR東海などが上昇[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;40744.53;+69.98TOPIX;2911.41;+2.77 [寄り付き概況] 30日の日経平均は69.98円高の40744.53円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は下落。ダウ平均は204.57ドル安の44632.99ドル、ナスダックは80.29ポイント安の21098.29で取引を終了した。ヘルスケアのユナイテッドヘルス・グループ(UNH)などの冴えない決算が株価の重しとなった。また、JOLT求人件数が予想を下回ったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感も売り圧力となった。一方、トランプ大統領の承認次第だが、対中通商協議で関税停止措置延長を巡りほぼ合意したことが明かになり、下げ止まり終了した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら4日続伸したことが東京市場で半導体関連株などの株価の支えとなった。昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの3日続落で1100円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間の明日未明にFOMCの結果が発表され、また、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 |
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