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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/09/22 07:40, 提供元: フィスコ NYの視点:【今週の注目イベント】米PCE、GDP、国連総会トランプ大統領演説、スィス国立銀*07:40JST NYの視点:【今週の注目イベント】米PCE、GDP、国連総会トランプ大統領演説、スィス国立銀今週は国連総会がNYで開催される。トランプ大統領は初日に演説を予定しており、中東関連、露ウクライナ戦争を巡る発言など注目材料となる。金融政策ではスイス国立銀が金融政策決定会合を開催する。政策金利をゼロ%に据え置く見込み。 米国では連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している8月の米個人消費支出(PCE)統計でPCEコア価格指数が前月に続き+2.9%とインフレの高止まりを示す公算。ただ、大幅加速がない限り金融当局の利下げ軌道の姿勢に変化はないと見られる。個人所得の伸び率は、賃金上昇の鈍化+0.2%減速予想。個人消費は7月と同じ+0.5%、新学期関連の買い物やサービス支出の増加で底堅い結果が予想されている。FRB金融当局者の予測では、中間値で年内あと2回の利下げが予想されている。ただ、インフレの高止まりを警戒し、すでに年内の利上げを終了とみていた委員も19名のうち7名を占める。FRBの積極的な利下げには懐疑的との見方に長期金利は上昇しつつあり、ドル売りも限定的となっている。 日本銀行は9月金融政策決定会合で政策金利据え置きと同時に、保有ETFの売却を決定し、大規模緩和からの脱却を加速させる計画。植田総裁は「関税の影響を全て見極める必要ない」と発言したため10月の利上げ観測が強まっており、東京都区部の消費者物価指数(CPI)の結果が10月利上げの根拠を強めるかどうかに焦点が集まる。 なお、23日、24日がユダヤ教祭日にあたり、市場参加者が限定的となる可能性がある。 ■今週の主な注目イベント ●23−29日:国連総会 ●OECD 23日:世界経済見通し ●米国 22日:ウィリアムズ米NY連銀総裁、欧州中央銀行(ECB)レーン氏、英中銀ピル氏が討論会参加 23日:トランプ大統領が国連総会で演説、製造業・サービス業PMI 24日:新築住宅販売・建設許可件数、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が講演、 25日:GDP、貿易収支、週次失業保険申請件数、耐久財受注、中古住宅販売、グールズビー米シカゴ連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が講演 26日:PCE、個人所得・支出、ミシガン大消費者信頼感確定 ●ユーロ圏 22日:ユーロ圏消費者信頼感、ウィリアムズ米NY連銀総裁、欧州中央銀行(ECB)レーン氏、英中銀ピル氏が討論会参加 23日:ユーロ圏・独・仏製造業・サービスPMI 24日:独IFOビジネス ●英国 22日:ウィリアムズ米NY連銀総裁、欧州中央銀行(ECB)レーン氏、英中銀ピル氏が討論会参加 23日:製造業・サービスPMI 24日:グリーンMPC委員が演説 ●スイス 25日:スイス国立銀行:政策金利0%で据え置き ●日本 24日:製造業・サービスPMI 25日:日銀、金融政策議事要旨 26日:東京CPI 《CS》 記事一覧 |