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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/09 17:14,
提供元: フィスコ
ドル円今週の予想(12月8日)サンワード証券の陳氏
*17:14JST ドル円今週の予想(12月8日)サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のドル円について、『9、10日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などを見極めてからの展開になろう。市場は利下げを織り込んでいるが、政策金利見通しやパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が注目される』と述べています。
続けて、『FOMCでは、予想通り0.25%の利下げが行われる公算が大きい。来年以降の利下げペースを占う上で、政策金利見通しが重要になる』とし、『FOMCでは2026年の政策金利見通しが、1回の利下げを想定していた9月時点から、修正されるかが焦点になる。現時点では、CMEのフェドウォッチによると、来年の利下げは2回が見込まれている』と伝えています。
また、『政府閉鎖の影響で重要経済指標の結果を把握できない上、インフレは依然として高水準にあるため、FRB内部でも今後の利下げについても意見が分かれている。パウエルFRB議長の会見は、高めのインフレに一定の警戒感を示し、次回以降の政策はデータ次第と、これまで通りの見解を示すにとどまるのではないか。FOMCの結果やパウエル議長の会見が、市場の期待するほどハト派的にならず、ドル買い・円売りが進みそうだ』と見解を述べています。
一方で、『次期FRB議長の最有力候補にハセット国家経済会議(NEC)委員長が目されているが、同氏はトランプ大統領の意向を汲んで緩和策を推し進める可能性がある。政策金利見通しが下方修正されると、FRBは来年も利下げに前向きと受け止められるだろう。そのため、ドル買いは限定的になるかもしれない』と考察しています。
ドル円の今週のレンジについては、『153.00円〜158.00円』と予想しています。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月8日付「ドル円今週の予想(12月8日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
《CS》
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