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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/07 12:45, 提供元: フィスコ 後場に注目すべき3つのポイント〜買い優勢で堅調推移*12:45JST 後場に注目すべき3つのポイント〜買い優勢で堅調推移7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、買い優勢で堅調推移 ・ドル・円は伸び悩み、米9月利下げを意識 ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は続伸、買い優勢で堅調推移 日経平均は続伸。319.82円高の41114.68円(出来高概算11億3781万株)で前場の取引を終えている。 6日の米国株式市場は反発。ダウ平均は81.38ドル高の44193.12で、ナスダックは252.87ポイント高の21169.42で取引を終えた。アップルが1000億ドル超の国内投資を発表するとの見通しが指数を牽引し、マクドナルドも既存店売上高の好調などが支えとなった。一方で、AMDやDisneyの株価には反応が鈍い銘柄も見られた。また、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁や連邦準備制度理事会(FRB)クック理事が利下げを支持する可能性を示唆したため一段高。終日堅調に推移し、終盤に上げ幅を拡大し、終了。 米株式市場の動向を横目に、7日の日経平均は126.67円安の40668.19円と反落して取引を開始した。日米政府間で食い違う関税の説明やトランプ米大統領による半導体関税発言で投資家心理はやや悪化。ただ。為替市場ではドル・円が147円台前半で推移するなか、先物の上昇などを背景に買いが優勢となるとプラス圏に浮上、前場はおおむね底堅い展開となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、TDK<6762>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、富士フイルム<4901>、バンナムHD<7832>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、資生堂<4911>、信越化<4063>、イオン<8267>など幅広い銘柄が上昇。 一方、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、中外薬<4519>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、花王<4452>、オムロン<6645>、ルネサス<6723>、IHI<7013>、オリンパス<7733>、トレンド<4704>、デンソー<6902>などが下落。 業種別では、電気・ガス業、その他製品、倉庫・運輸関連業、情報・通信業、小売業、銀行業、保険業などが上昇。一方で、非鉄金属や繊維製品など一部で軟化したセクターも見られたが、全体としては幅広いセクターが堅調な推移となっている。 後場の日経平均株価は、前場の続伸を受けて上昇傾向を維持する見通し。為替の円安寄りの動きや米国での利下げ期待を背景とした先物の堅調さが支援材料となる可能性が高い。また、企業決算や政策動向、為替の変動による影響にも引き続き注目が集まっており、後場にかけては需給と材料の兼ね合いが相場方向の鍵となろ う。 ■ドル・円は伸び悩み、米9月利下げを意識 7日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、147円15銭から147円67銭まで上昇後はやや失速した。日経平均株価の切り返しで円売りに振れ、ドルを押し上げる場面もあった。ただ、米9月利下げの思惑が下押し圧力となり、上値の重さが意識された。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円15銭から147円67銭、ユ-ロ・円は171円64銭から172円10銭、ユ-ロ・ドルは1.1650ドルから1.1665ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・エムスリー<2413>、Hmcomm<265A>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・6月貿易収支:+53.65億豪ドル(予想:+32.5億豪ドル、5月:+22.38億豪ドル→+16.04億豪ドル) 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「インドからの輸入品に25%追加関税賦課へ」 トランプ米大統領、露大統領、ウクライナ、ゼレンスキー大統領と早くて来週に会談を検討 <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中国・7月貿易収支(予想:+1078.5億ドル) ・15:00 独・6月鉱工業生産(予想:前月比−0.5%、5月:+1.2%) ・16:00 スイス・7月失業率(予想:2.7%、6月:2.7%) 《CS》 記事一覧 |