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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/04/28 17:12,
提供元: フィスコ
直近の上昇の反動や日銀の利上げ観測を背景に利食い売りが優勢に【クロージング】
*17:12JST 直近の上昇の反動や日銀の利上げ観測を背景に利食い売りが優勢に【クロージング】
28日の日経平均は3営業日ぶりに反落。619.90円安の59917.46円(出来高概算26億7000万株)で取引を終えた。このところの株価上昇ピッチが速かった反動から半導体や人工知能(AI)関連株などを中心に利益確定売りが優勢となり、日経平均は反落スタート。また、前日の米国市場でSOX指数が19営業日ぶりに下落したことも売りを誘う要因につながったようだ。昼休み中に結果が判明した日銀金融政策決定会合では、政策金利を据え置いたものの、経済・物価情勢の見通しが今後の利上げに前向きな「タカ派」との受け止めが多かったため、相対的に割高な株式には売りがでて、59701.84円まで水準を切り下げる場面があった。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1300に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、その他金融、建設、鉱業、銀行など30業種が上昇。一方、情報通信、電気機器、空運の3業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、KDDI<9433>、信越化<4063>が概ね堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、日東電工<6988>が軟調だった。
日経平均が前日、終値で初めて60000円の大台に乗せたことなどから達成感が台頭し、主力のテック株中心に利食い売りが広がった。また、好決算を発表したものの、市場予想を下回る結果だったことなどが響き、アドバンテストが急反落したほか、前日の米国市場で、SOX指数が19営業日ぶりに反落したことも響き、投資家心理を萎縮させた。また、日銀会合では、3人の審議委員が政策金利の現状維持に反対に回ったため、次回6月会合での利上げ実施が意識されたことも株式売りにつながったほか、休日前の持ち高調整売りなども散見され、日経平均の下げ幅は一時650円を超えた。一方、利上げ観測を背景にメガバンクなど銀行株には買い気が強まった。
植田日銀総裁の会見で、今後の利上げに関してどのような見解が示されるのか確認したいところだ。当然、米国で28日から始まる連邦公開市場委員会(FOMC)の結果にも注目だろう。仮に原油高によるインフレ懸念から利下げ期待が後退した場合には米ハイテク株の一段の調整につながるリスクがあり、東京市場の重しとなろう。祝日明け30日の市場の調整材料になりかねないだけに、FOMCの結果と、それを受けた米国金融市場の動きを注意したい。
《FA》
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