|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/11/20 11:05,
提供元: フィスコ
キャスター Research Memo(5):過去6年間の平均売上成長率は25%を超えるも、先行費用フェーズが続く
*11:05JST キャスター Research Memo(5):過去6年間の平均売上成長率は25%を超えるも、先行費用フェーズが続く
■キャスター<9331>の業績推移
2025年8月期までの過去6年間の業績を振り返ると、売上高は稼働社数の増加とARPUの伸びとともに右肩上がりで拡大してきた。平均売上成長率(CAGR)は25%を超えるが、規模拡大とともにここ数年は鈍化傾向にある。
一方、損益面では、事業の立ち上げや成長基盤の整備に向けた先行費用(広告投資やシステム開発、人的投資等)により創業来営業損失が続いてきたものの、売上高の伸びで固定費や先行費用を吸収し、2023年8月期に初めて黒字化を実現した。売上総利益率は35%〜40%水準で推移する一方、販管費率は売上高の拡大とともに低下傾向をたどっている。ただ、2024年8月期及び2025年8月期は、さらなる成長加速に向けた広告投資や人材獲得などの先行費用により、2年連続で営業損失を計上した。
財政面では、創業来営業損失が継続するなか、優先株式の発行などを通じて財務基盤の安定を図り、自己資本比率は改善傾向にある。もっとも、本来資産を必要としないビジネスモデルであることから、総資産の60%超が現金及び預金であり、今後の成長に向けた広告投資やAI機能の開発、M&Aなどの先行投資にどのように活用していくのかが注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《HN》
記事一覧
2025/11/20 12:31:米エヌビディア決算を終え安心感広がる
2025/11/20 12:27:東京為替:ドル・円は堅調、日本株高で円売り
2025/11/20 12:27:日経平均は大幅反発、米エヌビディア決算を終え安心感広がる
2025/11/20 12:07:Chordia Research Memo(7):2025年8月期は事業収益の計上がなく、前期並みの損失を計上
2025/11/20 12:06:Chordia Research Memo(6):その他パイプラインは早期導出方針、眼科疾患対象の共同研究も開始
2025/11/20 12:05:Chordia Research Memo(5):rogocekibの第1/2相臨床試験は拡大コホートを実施(2)
2025/11/20 12:04:Chordia Research Memo(4):rogocekibの第1/2相臨床試験は拡大コホートを実施(1)
2025/11/20 12:03:Chordia Research Memo(3):RNA制御ストレスを標的とした抗がん薬の開発を進める
2025/11/20 12:02:Chordia Research Memo(2):武田薬品工業からスピンアウトし、低分子化合物の抗がん薬開発を進める
2025/11/20 12:01:Chordia Research Memo(1):2028年後半に血液がん向け治療薬rogocekibの承認申請目指す
2025/11/20 11:46:注目銘柄ダイジェスト(前場):SOMPO、アドバンテス、東京海上など
2025/11/20 11:45:トヨコー Research Memo:2Q決算も順調、インフラメンテナンス技術で高成長
2025/11/20 11:39:ニトリHD---大幅反落、ドル高・円安進行で円高メリット銘柄に売り
2025/11/20 11:37:東京海上---大幅反落、通期純利益予想は下方修正へ
2025/11/20 11:36:東京電力HD---大幅続落、柏崎刈羽原発で秘密文書の管理不備と伝わり
2025/11/20 11:36:SOMPO---大幅反発、業績上方修正や自社株買いを発表
2025/11/20 11:35:アルファパーチェス Research Memo:アスクルの影響はあるが成長ストーリーに変化なし
2025/11/20 11:33:アドバンテス---大幅反発、エヌビディアが決算発表後に時間外で上昇
2025/11/20 11:24:東京為替:全般的にドル買い優勢、ドル・円は157円台半ばまで強含み
2025/11/20 11:09:キャスター Research Memo(9):ヒトとAIの融合による次世代型ワークフォースプロバイダを目指す
|