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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/03/18 12:36, 提供元: フィスコ オートサーバー Research Memo(6):2026年12月期は保守的に利益横ばい予想だが上振れ余地*12:36JST オートサーバー Research Memo(6):2026年12月期は保守的に利益横ばい予想だが上振れ余地■オートサーバー<5589>の今後の見通し ● 2026年12月期業績計画の概要 2026年12月期の業績(非連結)は売上高が前期比2.3%増の6,610百万円、営業利益が同0.5%減の2,372百万円、経常利益が同0.4%減の2,380百万円、当期純利益が同0.1%増の1,500百万円を見込んでいる。前提となる「ASNET」取引台数は同1.9%増の244,695台(「オークション代行」と「ASワンプラ」の構成比は過去の平均値)の想定としている。なお同社は四半期別の計画を開示しており、第1四半期は売上高が前年同期比5.1%増の1,731百万円で営業利益が同5.8%増の669百万円、第2四半期累計(中間期)は売上高が同3.2%増の3,396百万円で営業利益が同2.3%増の1,225百万円、第3四半期累計は売上高が同3.8%増の5,068百万円で営業利益が同2.6%増の1,864百万円の見込みとしている。 売上面は中古車流通市場やオークション出品台数に不透明感があるものの、新規会員獲得やサービス機能充実など積極的な営業施策による会員数・取引台数を伸ばす計画で、小幅ながら増収見込みとしている。利益面は、オークション相場の高騰を背景に前期第4四半期の「ASワンプラ」の取引台数が急増(前年同期比21.4%増)した反動を考慮しているほか、豊橋本部の新データセンター稼働に伴う費用・減価償却費、人的資本投資による費用なども鑑みて、保守的に前期比横ばいの計画としている。ただし取引1台当たり手数料単価が高い「ASワンプラ」の取引台数が前期後半から増加基調であることを勘案すれば、会社利益計画に上振れ余地があるだろうと弊社では見ている。 主な営業施策としては「ASNET」会員の獲得・稼働促進や掲載台数の拡大に向けて、「ASNET」の利便性向上・魅力向上・基盤強化を推進する。利便性向上では画像認識・加工AI活用の拡大、146オークション会場との接続を生かしたデータ分析・情報提供、小売支援システムへのAI導入、外部データ(国土交通省MOTAS※や各種関連団体など)活用の拡大を推進する。魅力向上では、全国規模の営業網を活用して中古車販売店へのアプローチやWeb研修会の実施を強化するほか、小売支援機能の充実や金融支援のサービスラインナップ拡充を推進する。基盤強化では新たに構築した豊橋本部新社屋(新データセンター)をベースにBCP・セキュリティ対策を強化するほか、営業力強化・流通増に対応するスタッフ体制(採用・研修)の強化、資本コスト・株価を意識した経営体制構築やIR活動のブラッシュアップなど企業価値向上への取り組みを加速させる。 ※ Motorcar Total Information Advanced System(自動車登録検査業務電子情報処理システム)の略。自動車の検査・登録業務の効率化を目的に、国土交通省の登録管理室と全国の運輸支局・自動車検査登録事務所などを結び、情報をリアルタイムで処理するシステム。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展) 《HN》 記事一覧 |