| 携帯版 |
|
|
|
フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/04/14 19:22, 提供元: フィスコ デリバリーコンサルティング---2Qは大幅な黒字転換を達成、パートナー連携の深化と自社稼働の最適化で収益性が飛躍*19:22JST デリバリーコンサルティング---2Qは大幅な黒字転換を達成、パートナー連携の深化と自社稼働の最適化で収益性が飛躍株式会社デリバリーコンサルティング<9240>は3月13日、2026年7月期第2四半期(25年8月-26年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.6%増の14.58億円、営業利益が1.38億円(前年同期は0.11億円の損失)、経常利益が1.48億円(同0.09億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益が1.01億円(同0.12億円の損失)となり、大幅な増益を達成するとともに各段階利益で黒字転換を果たした。 主力のデジタルトランスフォーメーション事業においては、クライアントのDXパートナーとして、クラウドネイティブ環境や生成AI、データ分析基盤の構築を支援し、企業価値の最大化に貢献した。売上高の構成については、ビジネスパートナー経由が約6割、直販が約4割を占めており、双方が伸びているものの、特にパートナー経由の伸長が顕著となっている。なかでも資本業務提携を締結した日鉄ソリューションズとの協業は、計画よりも堅調に推移しており、協業領域の広がりが受注の押し上げに寄与している。 利益面の大幅な改善については、増収に伴うコンサルタントの稼働率向上が大きく寄与した。前期と比較して稼働率管理をより緻密に実施する体制を構築したほか、従来は外部の協力会社に依存していた領域を自社人材による内製へと切り替え、最適なアサインメントを徹底したことが奏功した。これにより、外注委託費を抑制しながら売上総利益率を39.3%(前年同期比1.7ポイント上昇)に高めることに成功し、収益構造の強化が進んでいる。 2026年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.0%増の30.98億円、営業利益が同233.2%増の1.72億円とする期初計画を据え置いている。採用面では、業界内の人材獲得競争の激化により上期の中途採用が計画を下回ったものの、新卒採用は計画通りに進捗している。下期に向けてはエージェントの活用やブランディングの発信を強化することで採用ペースを加速させ、体制拡充を図る方針である。また、アクセンチュアとの提携においてもアセットの活用検討を進めており、今後のさらなる寄与が期待される。 同社はテクノロジーを軸としたコンサルティングを強みとしており、データ活用やDX支援に加え、培ってきたシステムマイグレーションの知見にAIを組み合わせたソリューション提供を加速させている。財務面では自己資本比率72.2%と高い健全性を維持しており、投資最優先の姿勢で採用や教育に資金を充当しつつ、将来的な売上高100億円の達成に向けてM&Aも選択肢として検討している。今後はIR活動を一層強化し、マーケットとの対話を通じて、先進技術による社会課題解決に取り組む企業としての認知度向上を目指す考えである。 《AK》 記事一覧 |