|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/15 18:25,
提供元: フィスコ
15日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反発、ハイテク関連に買い戻しが優勢
*18:25JST 15日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反発、ハイテク関連に買い戻しが優勢
15日の中国本土市場は4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前日比46.98ポイント(1.22%)高の3912.21ポイントで引けた。
米中間の貿易・外交摩擦をめぐる慎重ムードが引き続き重荷となったため、寄り付きでは軟調な展開となった。特に輸出関連や景況感敏感セクターには調整圧力が出た。また、外資系の持ち高調整や利益確定売りも観測された。ただ、午後にかけて金融株を中心とする買い戻し圧力が強まり、相場の支えとなった。
寄り付き後に発表された物価指標では、9月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が、それぞれマイナス0.3%(前月はマイナス0.4%)、マイナス2.3%(前月はマイナス2.9%)となり、下落率は前月を下回ったものの、引き続きデフレ基調が続いている。
業種別では、ハイテク関連の上昇が目立った。富士康工業互聯網(601138/SH)が6.1%高、環旭電子(601231/SH)が4.8%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.6%高とそろって大幅高となった。また、銀行・証券銘柄も高い。
ほかに、消費や自動車関連も買われた。上海家化聯合(600315/SH)が6.5%高、浙江中国小商品城集団(600415/SH)が3.0%高とそろって大幅高を示した。また、広州汽車集団(601238/SH)が7.4%高、重慶千里科技(601777/SH)が5.6%高、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.0%高と堅調な値動きを示した。
半面、エネルギーや海運関連がさえない展開を示した。寧波海運(600798/SH)が6.9%安、寧波遠洋(601022/SH)が4.5%安、招商局能源運輸(601872/SH)が3.4%安となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.29ポイント(1.26%)高の263.97ポイント、深センB株指数が11.77ポイント(0.87%)高の1358.42ポイントで終了した。
《AK》
記事一覧
2025/10/15 20:02:欧州為替:ドル・円は底堅い、ドル買い地合い継続
2025/10/15 19:29:欧州為替:ドル・円は小じっかり、ドルにやや買戻し
2025/10/15 18:32:15日の香港市場概況:ハンセン指数は8日ぶり反発、中国の景気対策への期待感が高まる
2025/10/15 18:27:アイチコーポレーション:高所作業車で国内トップシェア、伊藤忠商事が筆頭株主、配当利回り4.5%超え
2025/10/15 18:25:15日の中国本土市場概況:上海総合は4日ぶり反発、ハイテク関連に買い戻しが優勢
2025/10/15 18:22:欧州為替:ドル・円は小動き、米金利は下げ渋り
2025/10/15 18:15:日経平均テクニカル: 3日ぶり大幅反発、連日の5日線割れ
2025/10/15 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米中摩擦や米利下げを意識も下値は堅い
2025/10/15 17:19:東京為替:ドル・円は軟調、午後は一時151円割れ
2025/10/15 16:48:東証グロ−ス指数は大幅に3日ぶり反発、ひとまず反発の動きに
2025/10/15 16:38:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均大幅に3日ぶり反発、ソフトバンクGやアドバンテストが2銘柄で約313円分押上
2025/10/15 16:35:日経VI:低下、株価大幅反発で警戒感はひとまず緩和
2025/10/15 16:31:自律反発狙いの買いが優勢【クロージング】
2025/10/15 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:IMFの日本経済上方修正で大幅反発
2025/10/15 16:19:東京為替:ドル・円は151円台に再浮上、欧米株高で
2025/10/15 16:10:MDV、ラクトJPN、メルカリなど
2025/10/15 16:04:日経平均は大幅反発、買い優勢の展開で終日じり高基調
2025/10/15 15:48:東証業種別ランキング:機械が上昇率トップ
2025/10/15 15:47:新興市場銘柄ダイジェスト:mbsは大幅に反発、VRAINがストップ高
2025/10/15 15:42:10月15日本国債市場:債券先物は136円34銭で取引終了
|