| 携帯版 |
|
|
|
フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/09/18 11:31, 提供元: フィスコ アルプス技研 Research Memo(1):2026年12月期中間期は予想どおりの進捗。通期は増収増益の見通し*11:31JST アルプス技研 Research Memo(1):2026年12月期中間期は予想どおりの進捗。通期は増収増益の見通し■要約 アルプス技研<4641>は、機械、電気・電子、ソフト・IT、化学などの分野において、大手製造業各社に高度技術サービスを提供する総合エンジニアリングアウトソーシング企業である。経営理念である“Heart to Heart”「人と人との心のつながり」を大切にしており、技術者としてのみならず社会人としても一流であるべしとの思いから、創業以来一貫して、技術力の強化に加え、ヒューマン教育にも注力している。創業55周年を迎えた2023年7月には、2028年までにありたい姿として第12次5ヶ年計画(定性目標)を公表した。最先端技術の活用による新領域への挑戦や、新たな収益の柱を育成することにより、持続的な成長に向けた基盤強化に取り組む構えであり、足元では着実に成果が出始めている。 1. 2026年12月期中間期の業績 2026年12月期中間期の連結業績は、売上高が前年同期比6.6%増の27,023百万円、営業利益が同9.0%減の2,447百万円と増収減益となるも、おおむね予想どおりの進捗である。製造業の競争優位に向けた研究開発投資は継続的に増加し、同社が注力している航空宇宙分野の政府予算も拡大傾向にある。こうした環境のなかで、稼働人数の増加や契約単価の上昇が増収に寄与した。一方、営業減益となったのは、賃上げ(処遇改善)に伴う売上原価の増加や前中間期に国内外の大型案件を完工していた影響、海外子会社の大型案件の期ずれなどによるものであるが、期ずれの影響は通期で平準化される見通しである。 2. 2026年12月期の業績見通し 2026年12月期の連結業績については、期初予想を据え置き、売上高を前期比5.4%増の55,500百万円、営業利益を同5.6%増の5,700百万円と増収増益を見込んでいる。旺盛な研究開発投資が続く自動車及び半導体関連のほか、航空宇宙分野の需要を取り込み、売上高、利益ともに拡大傾向が継続するとの見通しだ。 3. 中長期の成長戦略 2023年7月に公表した第12次5ヶ年計画(定性目標)では、「技術を活用し共創社会のパートナーへ挑戦」をテーマとし、(1)技術系アウトソーシング事業の新領域への挑戦、(2)新たな収益の柱を創る、(3)持続可能で豊かな社会の創生へ貢献、(4)デジタル化で多様な人材が活躍する組織・風土の醸成を掲げた。また、今後3ヶ年の中期経営計画(ローリング方式)では、2028年12月期の目標として売上高61,500百万円、営業利益6,250百万円、ROE20%以上を掲げている。 ■Key Points ・2026年12月期中間期は増収減益となるも、おおむね予想どおりの進捗 ・2026年12月期の期初予想を据え置き、増収増益を見込む ・最先端の技術を身に付けた技術者を育成し、既存の枠に捉われない新たな事業・業務の領域へ挑戦する (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》 記事一覧 |