
 
I リスクからの逃亡
 1 現金は貸金庫に逃げ込む
 2 もう「円」すら信じない
 3 銀行は郵貯か
 4 安全資産に集まる資金
 5 国債、綱渡りの均衡
  リスクからの逃亡―データ編
II 金利への幻滅
 1 毎月の配当で、元本を忘れます
 2 指南役は海外に求める
 3 利子と違う満足
 4 貯蓄よりも返済を優先
 5 さらば、ゼロ金利の国
 6 ゼロからの逃避、高リスクの世界へ
  金融商品の金利の変遷―データ編
III 衰弱する市場
 1 ディーラーが消えたマーケット
 2 固定化する短期金利、仲間内取引の広がり
 3 資金供給するのは日銀だけ
  崩壊する市場メカニズム―データ編
IV 金融、機能せず
 1 利上げに奔走する銀行
 2 金利ゼロで貸します
 3 住宅ローンの借り換え争奪戦
 4 中小金融に銀行が動けず
 5 生保浮上
  金融、機能せず―データ編
V 疑心蔓延
 1 守りの中小企業と揺らぐ信頼関係
 2 おびえる銀行、会社が見えず
 3 もう銀行には頼めない
 4 消える奉加帳融資
  疑心蔓延―データ編
第2部 検証・分析――惑うマネー
VI 提言者
 政策協定も選択肢に――植田和男氏
 財政再建より景気刺激策を――リチャード・クー氏
 銀行の運用力向上が必要だ――吉野直行氏
 規制緩和にもっと力点を――榊原英資氏
 リスクを反映する金利を設定すべき――香西泰氏
 劇的な円安誘導が必要だ――ジョン・メイキン氏
 需要を創造する政策を――福井俊彦氏
 リスクを恐れずに改革せよ――ローレンス・マイヤー氏
 銀行の国有化で経営転換を――アラン・ブラインダー氏
VII 検証「惑うマネー」の表裏
 1 ドキュメント・竹中プラン決定
 2 竹中プランとは何か
 3 三たび延期された「ペイオフ解禁」
  ペイオフ解説―データ編
 4 景気対策と金融政策の変遷
 5 1930年代、米国で起きたこと――斎藤 叫  
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